カメラが鍵となる日本語対応サイコホラーADV『MADiSON』7月8日に発売延期へ―Steamサマーセールの影響を回避する為

アルゼンチンのインディーデベロッパーBLOODIOUS GAMESは、サイコロジカルホラーアクションアドベンチャー『MADiSON』の発売を、7月8日へと延期することを発表しました。

Steamサマーセール回避の為、2週間の発売延期が決定

当初の発売予定日は6月24日でした。この度の発表によれば、Steamで今後開催されるサマーセールによる、他社のシリーズ作品を含む多数のゲームタイトルの割引が、本作の発売に及ぼす影響を鑑み、2週間の発売延期を決定せざるを得なかったとのこと。

もし、サマーセールのような大規模セールイベント中に本作を発売してしまうと、ゲームが成功するための重要な期間である発売から最初の数日間がうまくいかず、本作の注目度や、プレイヤー数が大幅に低下することとなる可能性があるとしています。また、最初の発売日発表時には、これらのことにまで考えが及ばなかったとのこと。本作の開発は2人だけで5年以上かけて行っており、発売にリスクを負えないとのことや、本件への理解と支援への感謝の言葉が述べられています。

本ゲームは、一人称視点で展開するシングルプレイ作品。プレイヤーは「ルカ」として、この世とあの世を繋ぎ、真実を暴くインスタントカメラで撮影を行いながら、ゲーム中にランダムで発生するイベントや変化するパズルを乗り越え、生き残りを図ります。

日本語にも対応する『MADiSON』は、PC（Steam/GOG.com）/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチを対象とし海外向けに7月8日発売予定。当初ニンテンドースイッチ版は他より発売が遅れることが告知されていましたが、日本時間今朝5時30分頃に同時発売が実現することが伝えられています。