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タイトーは、同社の1990年代を代表するシューティングゲーム『レイ』シリーズを移植した、ニンテンドースイッチ/PS4向けソフト『レイズ アーケード クロノロジー』を2023年に発売決定しました。
『レイズ アーケード クロノロジー』は、『レイ』シリーズのアーケード版3部作『レイフォース』『レイストーム』『レイクライシス』を忠実移植、さらに3D描画の2タイトルを高解像度化し、3タイトル計5バージョンの『レイ』を収録したオムニバスゲームソフトです。
移植は全タイトルをエムツーが担当しており、ゲーム攻略に役立つ各種ガジェット表示のほか、ゲーム中のセーブ・ロード機能なども追加予定としています。
◆収録タイトル詳細
■レイフォース
1994年にアーケード版が稼働したシリーズ第1作。人類に反旗を翻したニューロネットワークシステム「Con-Human」を破壊すべく、小型機動兵器「X-LAY」を惑星中心へ突入させる作戦「OPERATION RAYFORCE」を、ゲーム開始から最終ステージまでシームレスに展開するシューティングゲームとして描いた。プラットフォームは2D描画機能のみのF3基板だが、「ロックオンレーザー」を中心にしたゲームシステムと演出で3D的に構築されている。
■レイストーム
1996年稼働のシリーズ第2作。FXシステムをプラットフォームとした、俯瞰視点の3D描画シューティングとなった。前作の「X-LAY」を引き継いだような最大8体ロックオンの「R-GRAY1」、最大16体ロックオンの「R-GRAY2」と、性能やプレイ感覚が違う2種の機体から選択。全8ステージの戦いが描かれる。世界観は他の2作とは違っており、未来の「地球」と急進的植民惑星諸国「セシリア連合」の戦いとなっている。
■レイストームNEO-HD
アーケード版『レイストーム』の高解像度版。2010年にリリースされた『レイストームHD』には追加要素があり、画面比率が16:9となっていたが、本作はアーケード版と同内容で画面比率も4:3画面のままとなっている。このためタイトルも「~NEO-HD」とした。
■レイクライシス
1998年にアーケード版が稼働開始したシリーズ第3作。システム基板「G-NET」対応。制御不能となったニューロネットワークシステム「Con-Human」内部へ、接続媒体「Wave Rider」で侵入し、知能/記憶/感情/意識/思考の各領域を超え、浸食率が100%になる前にその暴走を阻止する、仮想空間内部での戦いが描かれる。『レイフォース』の前日譚となっており、特定の条件を満たしてクリアすることにより、エンディングが同作に繋がるストーリーとなる。
■レイクライシスHD
アーケード版『レイクライシス』の高解像度版。
『レイズ アーケード クロノロジー』は2023年に発売予定。価格は未定です。
※UPDATE(6月28日14時50分):『レイストーム』の紹介内容についてタイトーから訂正が入りましたので、修正し再公開しました。
・誤:前作の「X-LAY」を引き継いだような最大8体ロックオンの「R-GRAY1」が1P側、最大16体ロックオンの「R-GRAY2」が2P側と、性能やプレイ感覚が違う2種の機体で、全8ステージの戦いが描かれる。
・正:前作の「X-LAY」を引き継いだような最大8体ロックオンの「R-GRAY1」、最大16体ロックオンの「R-GRAY2」と、性能やプレイ感覚が違う2種の機体から選択。全8ステージの戦いが描かれる。