Cygamesは、独特の世界観を持つRPG『メタルマックス』シリーズの事業および知的財産権を角川ゲームスより譲受したことを発表しました。
第1作目が1991年にデータイーストよりファミリーコンピュータ向けに発売された同シリーズは、紆余曲折を経て最近は角川ゲームスが権利を所有していました。しかし、2022年6月9日にはPS4/ニンテンドースイッチ向けソフト『メタルマックス ワイルドウエスト』の開発中止を発表。6月29日にはバーチャルコンソールの『メタルマックス』と3DS向けRPG『メタルマックス4 月光のディーヴァ』が、6月30日にPS4/PS Vita向けRPG『メタルマックスゼノ』のダウンロード版が配信終了になっており、シリーズの雲行きが怪しい状態となっていました。
今回の発表にあたり、Cygamesは「30年の歴史を持つメタルマックスの新たな未来の創造に向け尽力して参ります」とコメント。Cygamesに所属する高木謙一郎氏も「最高のコンシューマータイトルとすべく、これよりプロジェクトを始動いたします。ご期待ください!」と、今後の展開を期待させるコメントをしました。
そして、シリーズ生みの親である“ミヤ王”こと宮岡寛氏が角川ゲームスからCygamesに入社しました。現時点ではまだ“全力妄想中”とのことですが、「『メタルマックス』シリーズをガチでリブートする仕事に取り組む」とのことです。なお、公式サイトでは「Cygames METAL MAX PROJECT」というプロジェクト掲げられています。