メガドライブとメガCDに登場したゲームを多数収録し、「メガドライブ2」をミニ化させた新たなゲームハード「メガドライブミニ2」が、今年の10月27日に発売されます。
この「メガドライブミニ2」に収録予定のラインナップは、これまで順次明かされてきました。その最後の発表となる配信番組「『メガドライブミニ2』誓いの場所」を、8月19日に実施。恒例のシークレット枠を含めた新たなラインナップを公開しました。
これまでシークレット枠は、1回の発表につき1本を発表しましたが、今回はこの枠だけで6本＋1本の収録を告知。さらに充実した収録タイトルのラインナップをお届けします。
■シークレット枠に多数の「幻のソフト」が！
シークレット枠として最初に発表されたのは、1982年にアーケード向けとしてリリースされた『スーパーロコモーティブ』。メガドライブの発売よりさらに遡って登場したアーケードゲームなので、今回の収録で初めて遊ぶ方が多いことでしょう。なお、BGMについては原作の再現ができず、「オリエンタル・マグネティック・イエロー」の「RYZEEN」を採用しています。
続いては、『パーティークイズMEGA Q 2022』を収録すると発表。これは「メガドライブミニ」に収録済みの『パーティークイズMEGA Q』をベースに、作中の問題をすべて差し替えた今回初登場の新バージョンです。
さらに、『パーティークイズMEGA Q』の別バージョンともいえる『パーティークイズSEGA Q』も収録するとのこと。こちらは、問題が全て「セガ関連」になっており、セガファンに贈る新たな刺激と挑戦になります。
また、本邦初公開の未発売タイトル『でびとぴー』を収録するとの発表も。これは、『ソニック』シリーズで知られる飯塚隆氏が、新人研修時代に製作したアクションゲームです。当時、発売する方向で話が進んだものの、結果的にお蔵入りになっていましたが、今回ようやく日の目を見る形に。
シークレット枠の5本目は、『ふたりでぷよぷよSUN』。アーケードに始まり、セガサターンなど多くの機種に登場した『ぷよぷよSUN』ですが、当時メガドライブ向けには発売されずじまいでした（『ぷよぷよ通』は発売されました）。
ですがこのたび、『ぷよぷよSUN』が対戦モード専用のゲームとなり、『ふたりでぷよぷよSUN』の名前で収録決定。『ぷよぷよSUN』が対戦専用という形で、さらに新ルールも収録してメガドライブに初上陸します。
シークレット枠の締めを飾るのは、『スペースハリアーII』。前機にあたる「メガドラミニ」に収録済みの『スペースハリアーII』に拡大縮小を加えた、新たなバージョンとして登場します。さらに、この拡大縮小を加えた初代『スペースハリアー』も収録。初代は32X版があるものの、メガドライブ版としての登場は今回が初です。
かつてない大量のシークレット枠からの収録が判明した「メガドライブミニ2」ですが、もちろん当時のメガドライブを彩った作品たちもラインナップに加わります。これまでの発表と同様、10本の収録が新たに明かされました。
【今回発表された新たな収録作】
・『スタークルーザー』
・『ナイトトラップ』
・『魔法の少女シルキーリップ』
・『グラナダ』
・『エクスランザー』
・『新創世紀ラグナセンティ』
・『ミッドナイトレジスタンス』
・『チェルノブ』
・『炎の闘球児ドッジ弾平』
・『キャプテン翼』・『スーパーロコモーティブ』
・『パーティークイズMEGA Q 2022』
・『パーティークイズSEGA Q』
・『でびとぴー』
・『ふたりでぷよぷよSUN』
・『スペースハリアーII』
・『スペースハリアー』
これまで44本の収録タイトルを発表し、今回さらに10本＋6本＋α（初代『スペースハリアー』）が判明し、60本の大台に乗った「メガドライブミニ2」。圧巻のラインナップは、セガファンならずとも目を見張るばかりです。
しかも、北米仕様バージョンの「SEGA Genesis Mini 2」が、amazon限定で予約受付を開始するなど、発売前から見逃せない動きも見せています。発売直後にすぐ遊びたい方は、今のうちに予約を済ませておきましょう。
