フランスのゲーム開発者Mathieu氏は、同氏が手掛けるポストアポカリプスオープンワールドサバイバルで、すでにSteamストアページでのウィッシュリスト登録が130,000件を突破した『Rooted』のKickstarterキャンペーンを開始しました。
本作は世界的な細菌兵器戦争によって文明が崩壊し、廃墟となった西暦2100年を舞台としたポストアポカリプスオープンワールドサバイバルゲームです。何年にもわたる自然の自浄作用によりいくつかの地域は安全な状態へと戻り、完全に細菌兵器の影響を克服した地域もありますが、都市部ではまだ対策なしでの活動は危険なほどに汚染された世界で、プレイヤーはスクラップや物資を収集し、役立つアイテムにクラフトしながら生き延びるために行動します。
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作中でクラフトできるアイテムには、タスクの自動化や電力の供給ができるようになるといったものも含まれており、かなり自由で高度なクラフトを期待できます。さらに物資の回収にも一工夫あり、回収の元となったオブジェクトの構造を回収時に学び、それらを再構築できるシステムが取り入れられています。また、本作はマルチプレイにも対応。設計図を使って自分が会得したクラフトレシピを仲間に共有することも可能です。
サバイバル中に遭遇する危険として人間のエネミーだけでなく、動物や戦争時に発達したロボットなどとも敵対することとなります。ですが、動物やロボットは必ずしも危険というわけではなく、役立つ場合や自身を守るために利用できる場合もあるようです。
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本作の開発者であるMathieu氏は、フランスのオンラインデジタルスキル講座サイト「TUTO.COM」でUnreal Engineの認定トレーナーとして活動している他、YouTubeへフランス語でのUnreal Engineの解説動画の投稿も行っています。また、Epic MegagrantやNvidiaスタジオパートナーにも参加しています。
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『Rooted』は、2024年初頭の発売を目指して開発中。Steamページではウィッシュリスト登録を開始しています。また、日本時間2022年8月25日午前3時より開催のFuture Game Showで新規トレイラーの公開も予定しています。
Kickstarterキャンペーンでは15ユーロ(執筆時点では約2050円)以上のプレッジでゲーム本編とクレジットへの名前掲載が、上位のプランではゲーム本編の様々な場所への名前掲載といったリワードも受けられるようです。