本日9月15日から開催中の「東京ゲームショウ2022」、そのコナミブースにてRS34開発の電波系シューティングゲーム『ラジルギ2(仮)』が出展!本記事ではその試遊プレイレポートをお届けします。
本作は左スティック(移動)だけでなく右スティックも用いる縦スクロール型シューティングゲームです。しかし、厳密に言えばツインスティックシューターではありません。右スティックで操るのは「エプスネット」と呼ばれるもので、球型のフィールドを敵に重ねると弱体化させ、誘爆などの効果を持つ能力です。
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自機の移動/回避をしつつエスプネットを使う操作は少し混乱しやすいものの、自動ショットを備えていたり弱体化した敵を倒すとパワーアップできたりと、「攻撃」と「リスク」のバランスは取られていました。また、一撃死ではない体力制を採用。HPは画面右上の電池と共有しており(エプスネット発動もこの電池を使う)、プレイヤーを積極的に攻めさせていくようなシステムと感じました。
自機の攻撃手段はショットだけでなく、ブレードも用意されています。ブレードでは、先のエプスネットで弱体化させてから攻撃すると誘爆などを引き起こすことも可能。武器は2種類しかないものの、自機がパワーアップすることで攻撃の種類が増えていきます(ショットだけでなく長押しでビームも撃てるようになり、ソードでは回転切りや突きが出来るようになる)。
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また、UIを含めたグラフィックにはゼロ年代的なクラシックさを感じました。それでいてSNSの投稿画面のようなタイムライン表示や、ニコニコ動画風の字幕弾幕など表現のバリエーションは非常に豊か。ボスを倒した瞬間などにコメントが走るため、プレイヤーへのインタラクション性が高く、楽しくプレイできる要素が多数詰め込まれていました。
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まだ開発途中のタイトルでありながらも、敵へ積極的に立ち向かう“一騎当千”感やSNS風タイムラインの演出が面白く、完成時のゲームプレイが楽しみなタイトルでした。『ラジルギ2(仮)』は、PS4/PS5/ニンテンドースイッチ向けに2023年夏にリリース予定です。
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