エレクトロニック・アーツは、Motive Studioが開発中のリメイク版『Dead Space』に関する「開発秘話 #1」を公開しました。その中で、ゲームにロード画面やカメラのカットがない“繋がった世界”になることを明らかにしています。
開発スタッフはリメイク版の開発にあたり「オリジナル版の根幹部分は変えず、新旧ユーザーに魅力を提供する改善を実装する」「シリーズファンにも新鮮な体験ながら、出てくるすべてのものが見慣れていて、かすかに思い出せるような感覚を残したい」などの要素を重要視したと言います。
そのために、開発の初期段階で熱心なファンをアドバイザーとする“コミュニティ評議会”を設立し、さまざまな意見を交わしてきたようです。これは非常に珍しい開発手法ながら、非常に効果のあるフィードバックを得られたとしています。
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また、投稿の中で「プレイヤーが倒されない限り、ゲームの開始から終了までロード画面やカメラのカットが挟まることはない」ことを報告。舞台となる“石村”はすべて繋がっているので、A地点からZ地点まですべての地点を探索してから以前の場所を訪れて見逃したアイテムを拾いに戻ることもできるようです。
そのほか、無重力体験の拡張による探索や挑戦、ライティングの向上、よりダイナミックな表現が可能になった戦闘など、リメイク版で強化されたさまざまな要素を紹介。リメイク版が単純なグラフィックの強化だけでなく、オリジナル版を尊重しながら追加要素をくわえることで、ユーザーへの素晴らしい体験を提供できるとしています。
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リメイク版『Dead Space』は、PC/PS5/Xbox Series X|S向けに現地時間2023年1月27日リリース予定です。