高橋留美子氏の漫画を原作としたアニメ「うる星やつら」新作のオープニング映像にて、かつて発売されていたゲーム作品の画像をオマージュしたものが確認できます。
映像の53秒頃から素早く流れる様々なイラストの中には、ドット絵のゲーム画面のようなものが確認できますが、これはかつて発売されていたゲーム作品が元となっています。ゲーム画面をそのまま使用しているというより、それをもとに作られたオマージュであるようです。
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アクションゲームのような画面は、1986年にジャレコより売されたファミリーコンピュータ向けソフト『うる星やつら ラムのウェディングベル』が元ネタ。ラムを操作しながら敵を倒し、せり上がってくる炎から逃れるため屋上を目指して建物を登っていきます。こちらはジャレコがリリースしたアーケードゲーム『モモコ120%』のキャラクターや内容を「うる星やつら」仕様に置き換えたものとなっています。
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白黒のコマンド式アドベンチャーのような画面は、1992年にやのまんより発売されたゲームボーイ向けソフト『うる星やつら -ミス友引を捜せ!-』が元になっています。こちらは諸星あたるが主人公の『ウィザードリィ』風3DダンジョンRPGとなっており、学校内の美女の写真を撮っていくことが目的。ウィンドウの形や下半分が薄くなっているフォントなど再現度が高めです。
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ラムが制服を着たテキストアドベンチャー風の画面は、1990年にハドソンより発売されたPCエンジン用ソフト『うる星やつら STAY WITH YOU』が元であると推測できます。こちらは再現度の高い先の2作と異なり画面構成が大きく異なりますが、丸みを帯びたウィンドウや黄色の枠などが似ている点があります。
同映像ではほかにも、高橋留美子氏のイラストが流れたり、冒頭では『スペースインベーダー』を彷彿とさせる映像が確認できます。
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新作アニメ「うる星やつら」は、厳選された原作のエピソードを4クールにわたってテレビアニメ化するプロジェクト。地球侵略に来た鬼族の娘「ラム」と女好きの男子高校生「諸星あたる」のドタバタコメディが繰り広げられます。現在、フジテレビ系列および各種配信サービスで放映中です。