助成金トラブルに揺れた『A Space for the Unbound』コンソール版のグローバルパブリッシング権をChorus Worldwideが取得―4社連名で合意の報告文を公開 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

助成金トラブルに揺れた『A Space for the Unbound』コンソール版のグローバルパブリッシング権をChorus Worldwideが取得―4社連名で合意の報告文を公開

すべての関係者が満足できる合意に達したとのことです。

ニュース ゲーム業界
助成金トラブルに揺れた『A Space for the Unbound』コンソール版のグローバルパブリッシング権をChorus Worldwideが取得―4社連名で合意の報告文を公開
  • 助成金トラブルに揺れた『A Space for the Unbound』コンソール版のグローバルパブリッシング権をChorus Worldwideが取得―4社連名で合意の報告文を公開
  • 助成金トラブルに揺れた『A Space for the Unbound』コンソール版のグローバルパブリッシング権をChorus Worldwideが取得―4社連名で合意の報告文を公開
  • 助成金トラブルに揺れた『A Space for the Unbound』コンソール版のグローバルパブリッシング権をChorus Worldwideが取得―4社連名で合意の報告文を公開

Chorus Worldwideは、アドベンチャーゲーム『A Space for the Unbound 心に咲く花』コンソール版のグローバルパブリッシング権を獲得したことを発表しました。この発表はデベロッパーMojiken Studio、パブリッシャーToge Productions、元のコンソール版パブリッシャーPQubeの連名で行われています。

本作は、2022年8月24日にMojiken StudioとToge Productionsが「コンソール向けのパブリッシャーPQubeによる助成金トラブル」を連名で告発。トラブルによるゲームの発売延期とともにPQube Gamesとの契約解除を発表しています。また、告発されたPQubeはGame*Spark編集部からの本件に対する問い合わせへの回答で反論を行い、今後適切な措置を取っていくと発表していました。

4社連名で行われた今回の発表によると、すべての関係者が満足できる合意に達したと報告し、Chorus Worldwideがコンソール版パブリッシングを担当。PC版は引き続きToge Productionsがパブリッシングを行います。さらに今回の契約トラブルの解決について、以下の措置が取られたことを明らかにしています。

  1. PQubeが受け取っていた助成金は、すべてToge Productionsが受け取る。

  2. PQubeは、Toge Productionsへの権利の返還を全面的にサポートする。

本件に対しては、4社とも今後これ以上の公式声明を行なわないことも明らかに。発表文の最後には、すべての関係者が合意できる解決策をまとめたChorus WorldwideへのMojiken StudioとToge ProductionsおよびPQubeからの感謝と、お互いの成功を望むコメントが添えられています。

なお、新たなパブリッシング体制による、ゲームのリリース日は間もなく発表されるとのことです。

※UPDATE(2022/10/15 10:45):見出しの表現を一部調整しました。


Razer BlackShark V2 X ゲーミングヘッドセット RZ04-03240100-R3M1
¥5,980
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ニュース アクセスランキング

  1. ダンジョンRPG『エルミナージュ』家庭用シリーズ第1弾は『エルミナージュ オリジナル』に決定!発売時期は2025年夏、ゲーム画面や詳細は3月下旬に公開へ

    ダンジョンRPG『エルミナージュ』家庭用シリーズ第1弾は『エルミナージュ オリジナル』に決定!発売時期は2025年夏、ゲーム画面や詳細は3月下旬に公開へ

  2. 【PC版無料配布開始】魔法が自作できる見下ろしアクションADV『ミストラリアの魔術師』Epic Gamesストアにて

    【PC版無料配布開始】魔法が自作できる見下ろしアクションADV『ミストラリアの魔術師』Epic Gamesストアにて

  3. 『モンハンワイルズ』のキャラメイクは「顔テクスチャ」が決め手!あえてデフォルト顔を使って、“美人”のコツを紹介

    『モンハンワイルズ』のキャラメイクは「顔テクスチャ」が決め手!あえてデフォルト顔を使って、“美人”のコツを紹介

  4. 3DダンジョンRPG名作『エルミナージュ』シリーズ、現行家庭用機で復活!第一弾は2025年初夏予定―続報は2月の中旬すぎに

  5. 『モンハンワイルズ』西野七瀬さんが、久々復活のイャンクック狩猟にチャレンジ!しかし開発陣からは「本作では別の先生役がいる」とも

  6. 「やだ…私のゲームまるまるコピーされて売られてる…!?」海外ゲーム制作者、掲示板で告発

  7. 【大喜利】『ゲームキャラが書いた謝罪文にありがちなこと』回答募集中!

  8. 『ダークアンドダーカーモバイル』タイトル変更の見通し―KRAFTONとIRONMACEの契約終了で

  9. 『Elona 2』開発元が原作者との契約資料を公開―開発におけるIPの独占的、永久的利用を許諾する内容明かされる

  10. 「90歳になってもゲームを更新していたら面白いと思う」―エリック・バロン氏が『Stardew Valley』の更新はいつまでも続けていたいという考えを明らかに

アクセスランキングをもっと見る

page top