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オープンワールドRPG『原神』のシリアルコードを巡り、期限内にコードを入力したものの、使用上限でアイテムを入手できなかったという声がTwitter上で拡散。これを受けて「原神のコード」がトレンド入りし注目を集めています。
『原神』では、ゲームの最新情報を発信する公式番組が月1回のペースで配信されており、視聴者プレゼントとしてゲーム内アイテムが貰える「シリアルコード」を公開するのが恒例となっています。
10月23日にも公式番組が放送され、10月24日13時00分まで使用可能なシリアルコードが公開。これを期限内に入力したものの、使用上限に引っかかってアイテムを入手できなかった――というのが今回の流れです。
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Twitter上では「今回から上限がついたのか?」とする声もありますが、これは間違い。コードの使用上限は初期も初期、Ver1.1~1.2辺りからすでに存在していたのです。
ではなぜ今になって大きな騒動となっているのか?それは10月23日に放送された番組が“日本向けにも配信されたから”と考えられます。
これまでの公式番組は国外のみで放送されることが多く、日本では公式Twitter経由で情報のみが紹介。コードも番号と使用期限の最低限の情報のみが伝えられていました。
番組内でコードを公開する際は、注意事項などを記載したスライドを通して公開します。10月23日の放送でもスライド形式で公開され、注意事項として使用上限が明記されていました。しかし、公式Twitter経由ではその注意事項が省略されるため、今回で初めて知ったという人が多いと考えられます。
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また、これまで使用上限に引っかかったという報告が話題にならなかった、もしくは無かったのも1つの原因です。筆者も過去に期限ギリギリで入力したものの、無事に交換できた経験があります。ついに使用上限に達するほどユーザー人口が増えた可能性もあるわけです。
本件には『原神』の看板キャラクター「パイモン」の公式Twitterも反応。どうやらパイモンも使用上限を知らなかったらしく、ユーザーからの報告に「えっ!」と驚き、「ご ごめん オイラ気づかなくて・・・」と衝撃を受けています。
本件を経て、改めて知れ渡ったコードの使用上限。次回からは番組終了直後、もしくはコード公開直後に入力するなど、できるだけ早い入力を心掛けると良いでしょう。