インディーゲームパブリッシャー・room6は、鬼虫兵庫氏が開発した『シロナガス島への帰還』のニンテンドースイッチ版を発売しました。
本作は、絶海の孤島・シロナガス島を舞台に探偵・池田戦と助手の「出雲崎ねね子」が事件の解決を目指すミステリーアドベンチャー。PC版は低価格&高クオリティで話題を呼びSteam版は9万本以上を売上。スイッチ版発売に向けたボイス実装クラウドファンディングでは目標額の1323%となる2,647万4,671円を集めた注目タイトルです。ボイス付きとなるスイッチ版では井口裕香さん、茅野愛衣さん、伊藤静さんなど有名声優が参加しています。
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スイッチ版の移植を担当するのはパブリッシャーのroom6ですが、先日オリジナル版開発者の鬼虫氏がスイッチ版のクオリティの低さを指摘。それに伴い現在公式声明が発表されています。
声明によりますと、現在鬼虫氏と連携しオリジナル版との差異や不具合の洗い出し、それらの修正作業を行っており、今後パッチにて対応することが明言されました。現在発売されているダウンロード版およびパッケージ版はクリアまでプレイできる状態ではあるものの、鬼虫氏が望む形ではない表現や一部進行にかかわる不具合が発見されているようです。
対応完了時期やパッチの配信日については目処が立ち次第、鬼虫氏のチェックと了承を得た上で案内されるそうなので、いずれPC版と同等のクオリティで楽しめるようになりそうです。クオリティの低い移植になった経緯や具体的な不具合箇所は、改めて資料として報告するとのこと。なお、クラウドファンディング版でも最後までの通しプレイは可能ですが、今後の対応は鬼虫氏と検討中であるとのことです。
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ニンテンドースイッチ版『シロナガス島への帰還』は、現在750円で配信中。PC版(Steam/DMM GAMES/Booth)にて配信中です。
¥6,130
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)