Striking Distance Studiosが開発し、KRAFTONが発売するサバイバルホラーTPS『The Callisto Protocol』のシーズンパスに含まれる「死亡アニメーション特典」に対し疑念の声が上がり、CEOのグレン・スコフィールド氏が釈明しています。
本作および本作の開発スタッフが過去に制作した類似作品『Dead Space』では、プレイヤーキャラクターである主人公の死亡時に特殊なアニメーションが多く用意されていることが大きな特徴の1つです。死亡の原因になった敵や仕掛けによっても違ったアニメーションを見せるほか、本作のトレイラーでも締めとして死亡シーンが収められていました。
そんな魅力的な要素の1つである死亡アニメーションですが、20ドル高い限定版に付属するシーズンパス特典の死亡アニメーションが「本編からカットして追加課金コンテンツにしたのではないか」という疑念の声が、ユーザーや海外メディアより上がっていました。
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本作のシーズンパスでは「Outer Way」スキンコレクションやストーリーDLC、本作の舞台である「ブラックアイアンプリズン」の未発見エリアを舞台にした新しいウェーブモードや、パーマデスモードなどが収録されています。更に上記のコンテンツに加え、「主人公に13種類、敵に12種類の死亡アニメーション」が追加されるというものになっています。
この疑念に対し、同スタジオCEOであるグレン・スコフィールド氏はツイートにて釈明。シーズンパスのコンテンツは本編から要素を差し引いたものではなく、新規に制作されるものであることを明言しました。現在はこれらのコンテンツの開発には着手すらしておらず、すべて来年より開発に取り組むと言います。死亡アニメーションの追加に対しては、ファンの「もっと死亡アニメーションを見たい」という要望に答えたものであり、来年それを優先して制作すると述べています。
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『The Callisto Protocol』は、海外PC/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに12月2日発売予定。本作については日本での正規購入ルートがすべて絶たれた状態であるため、KRAFTONによる今後の対応が待たれています。