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2022年11月25日(金)0時~12月1日(木)23時59分にかけ、Amazonが「ブラックフライデー」を開催。日用品から家電まで、様々な商品がいつもよりお得な価格で販売されています。
これだけのビッグセールは1年を通しても稀なので、この時期に大きめの買い物に挑むのもアリ。例えば、ゲームプレイの快適さに直接繋がる「ゲーミングモニター」を、このセールに合わせて購入してはいかがでしょうか。
しかし、ゲーミングモニターと一口に言っても、サイズや性能、価格などに違いがあり、選択肢は膨大な数に膨れ上がります。そこで今回は、プレイするゲームや性能面の特徴、お得感などを重視し、独断で選んだおすすめモニターをご紹介! モニター選びに迷っている方は、こちらを参考にどうぞ。
「Amazonブラックフライデー」はこちら
■IODATA GigaCrysta(特選タイムセール:17,800円)
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まず最初にお勧めしたいのが、IODATAの「GigaCrysta」。サイズは23.6型とお手頃なので、設置場所の都合がつきやすい小回りの良さがあります。画面内の情報を余さず把握したい、対人戦のFPS・TPSなどを遊ぶ場合は、このくらいのサイズ感に留めておくのもひとつの手です。迫力あるゲーム映像を大画面で楽しみたい人向きではないので、自分がよくプレイするゲームと相談してご判断ください。
また「GigaCrysta」は、応答速度が最大で0.6ms(GTG)、そしてリフレッシュレートは144Hzまで対応しています。簡潔に説明すると、応答速度は表示する速度で、リフレッシュレートは画面を更新する回数。前者の数字は小さいほどよく、後者は数字が大きい方が優れています。
「GigaCrysta」はいずれも高い水準にあり、キャラクターの動きやグラフィックを滑らかに描写できるため、アクションの激しいゲームのプレイに向くモニターです。画面のサイズだけでなく性能面でも、FPS・TPS向きと言えるでしょう。もちろん、一般的なアクションゲームでもその実力を発揮してくれます。性能と価格のバランスを考えると、多くの方におすすめできる1台です。
■Dell U2720QM(特選タイムセール:47,481円)
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もう少し画面を大きくしたい、映像の美しさも欲しいという方は、「U2720QM」はいかがでしょうか。サイズは27インチなので、「GigaCrysta」よりも映像の迫力を感じやすくなります。4K UHD(3,840×2,160)の解像度によるゲームプレイは、その美しさを惜しみなく描き出してくれることでしょう。
豊かな色彩や深みを描写できる強みに加え、USB Type C接続も可能。最大90Wの電源供給ができるので、デスク周りのスリム化にも役立ちます。接続したノートPCで攻略情報を見つつ、モニターから給電するといった使い方も一興でしょう。
ただし、「U2720QM」は表示の美しさを重視しているため、応答速度は5ms、リフレッシュレートも60Hzに留まっています。ゲーミングモニターというくくりからは外れますが、映像美重視というプレイヤーもいるため、例外的にこの1台だけ入れさせていただきました。また、今回のセールでは37%OFFと値引き率もなかなかだったので、決して悪い選択肢ではありません。
■BenQ MOBIUZ EX3210U(特選タイムセール:118,000円)
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大画面かつゲーム向けの性能という両得を狙うなら、BenQ MOBIUZシリーズの「EX3210U」もお勧めです。4K UHDで、応答速度は2ms(GtG)/1m(MPRT)、リフレッシュレートも最大144Hzと高い水準でまとまっており、PS5やXbox Series X|Sのゲームを快適かつ美しく楽しめます。
また、2.1chの高音質treVoloスピーカーを備えており、サウンドモードは5種類を用意。中にはFPS向けのモードもあるので、音響面の強みも見逃せません。さらにカラーモードも多彩で、その中にはゲーム向けのものも。映像、音響ともに、ゲームプレイに適しているモニターのひとつです。
そしてこの「EX3210U」には、リモコンが付属しています。人によって使う頻度は異なると思いますが、複数のゲームハードを平行して遊ぶ場合、リモコンひとつで入力を切り替えられるのは非常に便利。プレイする場所とモニタまで少し距離がある場合は、リモコンの存在をありがたく感じることでしょう。
■Dell G3223Q(特選タイムセール:88,160円)
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「EX3210U」は全体的に高めの水準でまとまっていますが、問題はお値段も高めなこと。セールなので安くなってはいるものの、それでも12万円近い価格はやや難点です。同程度の性能で、もうちょっと安いのがあれば……と考えた場合、Dellの「G3223Q」という選択肢もあります。
32インチで解像度は3840×2160、応答速度は最大で1ms(GtoG) 、リフレッシュレートも144Hzと、この辺りは「EX3210U」とほぼ同じです。Display HDR 600に対応しているので、4K解像度の映像も細部まで美しく表現してくれます。
実は筆者も、この「G3223Q」を愛用しており、PS5やPCのゲームをこのモニターで遊ぶ日々を送っています。実際に使ってみてもこれといった問題や不満はなく、個人的に満足度の高いモニターでした。この性能で8万円台なら、十分お買い得の範囲かと思います。なお、先日公開したファームウェアで色味の表示が修正されたので、購入する方はそちらの導入も視野に入れておきましょう。
■HUAWEI MateView GT(特選タイムセール:52,780円)
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ゲーミングモニターに求められる性能といえば、応答速度、リフレッシュレート、映像美などが重要視される傾向にあります。しかし、もうひとつ全く異なる要素を持つゲーミングモニターを、最後に紹介したいと思います。
それは、HUAWEIの「MateView GT」。画面のサイズは34インチですが、縦横の比率は21:9という、横幅の長い「ウルトラワイド」な曲面ゲーミングモニターです。対応しているゲームに限られますが、横長な画面から伝わる臨場感は、これまでの16:9とは段違い。特にレースゲームでは、よりリアルなドライバー体験を味わえます。
昨今はウルトラワイドに対応するゲームも増えつつあり、PC版『モンスターハンターライズ:サンブレイク』をウルトラワイドで楽しんでいる方もいます。MateView Gは一般的なゲーミングモニターの中ではやや低めですが、リフレッシュレートは165Hz。新たな刺激を受けたい方は、「MateView GT」という選択もアリでしょう。
¥52,780
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
いずれも魅力的なモニターばかりですが、今回のブラックフライデーではこの他にも多数のセール商品が並んでいます。この5台から選ぶも良し、これを参考に新たな1台を探すもよし。あなたに相応しいモニターを、ぜひ見つけてください。
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