Epic Gamesは、提供中のデジタルツール「MetaHuman」について、制作データのシェアが簡単になる機能を備えた最新バージョンをリリースしました。新たなツール「DNA Calibration Library」の配信も行われています。
最新リリースでは、作成したMetaHumanのバイナリーファイルを「MetaHuman Creator」からダウンロード可能に。ファイルをシェアすることで、他のユーザーに作成したデータを見せたり、共同制作のためのデータ共有がより簡単にできるようになります。
また、Githubにて配信される「DNA Calibration Library」では、これまでブラックボックスだった“頭の形状に影響するMetaHumanのDNA”に関する制約を超えたカスタマイズが可能になります。これを利用することで、非人間(妖精や巨人)サイズのMetaHumanも作成できるようになるようです。
DNA Calibration Library
ジョイント、ブレンドシェイプ、アニメーション マップ、メッシュの名前変更や削除。パイプラインの仕様に合わせた変更ができます
保持したい LOD サブセットの選択。プロジェクトで役立つものだけ選ぶことができます
リグの移動、回転、スケーリング。例えば、非人間(妖精や巨人)サイズの MetaHuman も作成できます
頂点位置の編集と新しいバインド ポーズの作成によるニュートラル形状の調整
アップデートに関する詳細や導入に関する注意事項などは、公式サイトのお知らせをご覧ください。