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カナダ・モントリオールのゲームスタジオB Df'rent Gamesは、映画俳優“チャールズ・チャップリン”のゲーム制作に関するライセンスを取得したことを発表しました。
海外メディアCBCによると、同スタジオの共同創設者であるRobert Young氏とチャップリン研究家のYves Durand氏が、チャップリンの家族にゲームのアイデアを売り込んで実現したといいます。この交渉は5年間にも及び、家族からはライセンス提供の条件として「暴力なし・性差別なし・人種差別なし・本物のストーリーテリング」が提示されたようです。
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Robert Young氏は、チャップリンについて「人道主義者で平和主義者で普遍的な価値を表現した人物」と評し、社会的影響のあるゲームを通じて人物を紹介したいとコメント。制作にはカナダのゲーム制作組合Indie Asylumの協力を得ることも明らかになっています。記事執筆時点でゲームのコンセプトなどは明らかになっていません。
なお、海外メディアPC GamerはB Df'rent Gamesの公式サイトのメタデータに、NFTに関する記述があったこと指摘していました。その後Indie Asylumから、ゲーム内にNFT要素がないことを伝える返答があったようです。