SNSなどで注目を集めたネットミーム「The Backrooms」をモチーフとしたゲームが、Steamにて短期間に多くリリースされるという盛り上がりを見せています。
海外掲示板が発端となり、YouTubeに投稿された短編動画で一定の地位を得た「The Backrooms」は、突如として黄色っぽい色味の先が見通せない部屋へと迷い込んでしまうという都市伝説的なネットミームです。その中には人間に敵対的な存在である「エンティティ」もいるとされています。その成り立ちと、題材として扱ったゲームについてはGame*Sparkでも2022年8月に特集記事で紹介していますので興味がわいた方はぜひご一読ください。
そんな「The Backrooms」をモチーフとしたゲームですが、ここにきてさらなる盛り上がりを見せています。というのも1月20日から31日の11日間で、Steamでは4本の「Backroom」をタイトルに含むゲームがリリースされています。
Light the Backrooms(Nekoromorph、1月20日リリース、日本語対応)

本作では「The Backrooms」に迷い込むのではなく、なんとプレイヤーが自らアルバイトとして入っていきます。アルバイトの5日間で、日を追うごとに新種が投入される悪霊から逃げ続けて生き残ることを目指します。Windows向けに580円で配信中です。
Backroom Warfare II(Naughty Clogs、1月27日リリース)

「The Backrooms」の中で敵と戦うFPSである本作はオンラインマルチプレイに対応しており、ソロプレイでAI操作の敵と戦うことも可能です。人間同士の戦いだけではなく、恐ろしい怪物も登場します。Windows向けに580円で配信中です。
Backrooms - Surreality(Big Deal Studios、1月29日リリース)

正気を保ちつつ生き残ることを目指す本作ですが、舞台となる「The Backrooms」は自動生成されるのが特徴となっています。早期アクセスとして配信開始された記事執筆時点では3ステージですが、新しいステージや「エンティティ」などは今後追加予定であるほか、マルチプレイヤーモードやVRサポートも計画されています。Windows向けに470円(2月6日まで352円)で早期アクセス配信中です。
The Backrooms - Nightmare Dimension(ClawsDev、1月31日リリース)

「SCP財団」の兵士として「The Backrooms」調査に挑む本作は、最大4人での協力マルチプレイも可能なホラーシューターです。プレイヤーはこの「The Backrooms」の破壊を目的としますが、そのために「エンティティ」を全て排除しなければなりません。Windows/Mac/Linux向けに800円で配信中です。
ここにきてSteamで多数のゲームがリリースされている「The Backrooms」ですが、『NEEDY GIRL OVERDOSE』の「超てんちゃん」も巻き込まれた模様です。その際の映像がTwitterにて公開されています。
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
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