ロシアのインディーデベロッパーDoor 407は、『Diplomacy is Not an Option』が早期アクセスの開始から1年が経過したことを発表し、2022年に改善したことや2023年の予定をSteamで公開しました。
本作は中世を舞台に、魔法の要素もあるファンタジーテイストのRTSです。プレイヤーは食料や木材、石、鉄、金といった物資を確保したり、交易によって入手したりして攻め寄せる敵軍と戦っていきます。物理演算が採用されているため弓兵の配置を慎重に行う必要があり、味方の戦死者を埋葬しないと疫病が蔓延してしまうなどの要素もあります。
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2022年1月に早期アクセスを開始した本作。Steamページでは2022年のアップデートについて2月から5月に「City of Joy」モードの追加やUIの改善に取り組み、8月にはプレイヤーが操作できる部隊の追加や技術ツリーの改善を行なったことを振り返っています。また、10月にはハロウィンをテーマにしたアップデートも行われ、12月には資源の改善や敵のウェーブをより複雑にしたことなどを解説しており、1年を通じて本作のアップデートを続けてきたことがよくわかります。
2023年の方針については、プレイヤーコミュニティからのフィードバックを受け、プレイヤーがマップ/シナリオエディターとストーリーのあるキャンペーンを希望していることに気づき、この2つの要望についてメジャーアップデートを一定期間で行うとしています。
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キャンペーンは当初12個のミッションと会話のみの分岐を開発予定でしたが、より多くのミッションを準備中とのこと。このアップデートがいつ行われるかは未定ですが、早期アクセスは2023年に終了する予定であるようです。
正式リリースではキャンペーンとマップエディター、新たな敵、新たなチャレンジ、エンドレスモードに加えサプライズも用意されており、今後もSteamを通じて情報発信をする予定です。
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『Diplomacy is Not an Option』は2023年に早期アクセスを終了し、PC(Steam)で正式リリース予定です。早期アクセス版の価格は2,570円ですが、正式リリース版では値上げが予定されています。