バンダイナムコエンターテインメントは、『エースコンバット』シリーズに登場する架空の戦闘機や兵器を専門家に“ガチ評価”してもらうスペシャル企画「ACE COMBAT Original Aircraft Official Commentary」の第3回をYouTubeにて公開しました。
同社アートディレクターの菅野昌人氏、J-Wings編集部の白石嶺氏、そして軍事ジャーナリストの竹内修氏が出演する本映像では「ベルカの比類なきマルチロールファイター試験機」こと「ADFX-01 Morgan」が取り上げられています。なお第1回では「X-02S Strike Wyvern」、第2回では「ADF-01 FALKEN」がそれぞれ取り上げられてきました。
まず試験機であるということで、白と黒がベースで片方の翼が赤というカラーについてはデータを取る際に目立つ方が良いということで竹内氏は高評価。また色々な思惑や技術がまとめられた過渡期の要素をデザインの骨子にしたという部分についても、「実験的な印象」を目指したと菅野氏が解説しています。
映像の後半では目立つ部分である上部の大型レーザー兵器に言及。菅野氏はゲームデザイナーからのオーダーというゲーム的な理由からこうした配置になったと説明していますが、竹内氏は「これかなり空気抵抗デカいと思いますよ」と厳しい反応。これらを受けて最終的な判定をする前に竹内氏は「実験機っていう位置づけになると、ものすごくいい飛行機」としていますが、果たしてその“ガチ評価”はどうなったのか、ぜひ動画でご覧ください。
シリーズ最新作『ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN』はPS4/Xbox One/Windows(Steam)向けに販売中。なお次回の「ACE COMBAT Original Aircraft Official Commentary」では「CFA-44 Nosferatu」についての解説が予定されています。