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一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会は、2023年9月21日から24日まで幕張メッセにて開催される「東京ゲームショウ2023」(TGS2023)の詳細を発表しました。
TGS2023は、リアル会場とバーチャル会場、オンラインのプラットフォームを活用した過去最大級のハイブリッド開催を予定。リアル会場は4年ぶりに幕張メッセ全館を利用し、小学生以下の入場やコスプレエリアなどが復活します。
過去最大のハイブリッド開催、PCゲームの広がりはSteamとの連動にも繋がる
去年のTGS2022はリアル来場者数は約14万人、公式番組視聴数は2,698万回、TGS VRの視聴者数が約40万人に達し、コロナ禍からの脱却を感じさせる盛り上がりをみせました。今年はリアル会場とバーチャル会場、オンラインのプラットフォームを活用して、過去最大級のハイブリッド開催を目指すとアナウンスされています。
リアル会場は、4年ぶりに幕張メッセの1~11ホール、国際会議場、イベントホールの全館を利用し、コロナ禍以前の規模を想定しているとのことです。また、バーチャル会場の「TOKYO GAME SHOW VR 2023」は対応デバイスにPC、ヘッドマウントディスプレイのほか、スマートフォンを追加し、リアル会場と同じ4日間の開催に加え、1週間会期を延長し、10月1日まで開催されます。
公式番組は、YouTube、Twitter、ニコニコをはじめとするさまざまなプラットフォームで配信され、英語同時通訳版の配信や、中国向けの配信も引き続き実施。また、PCゲームの広がりを受けて、Steam特設サイトを今年も設置し、対応ゲームソフトのセール販売、無料体験プレイなどを後押しするということです。
コスプレエリアも復活!大人から子どもまで楽しめる内容に
出展社や来場者の期待に応えるため、出展コーナーやコンテンツを多様に展開するとのことで、ゲーミングハードウェアコーナーやゲーミングライフスタイルコーナーが新設されます。
またコスプレエリアも復活するほか、著名なストリーマーやコスプレイヤーが登場するステージ企画も用意する予定です。ファミリー・キッズエリアを設置し、「学ぶ」と「遊ぶ」をテーマに、ゲームをつくる楽しさを学べるプログラミングエリア、ゲームの仕事が学べる職業体験エリア、さまざまなタイトルを親子で体験できるゲーム体験エリアなど、家族でも楽しめる体験エリアが強化されます。
ビジネスの「ハブ」としての機能も再び強化
さらに、TGS2023では、海外からの出展社の誘致や、リアル会場への来場促進に一層力を入れる予定とのこと。特にビジネスデイは対面での国際商談を望む声を多く受け、ビジネスミーティングエリアを拡充し、国際交流を促進させる場としてインターナショナルパーティーが復活するようです。
去年のリアル来場者数や視聴者数を上回る盛り上がりが期待されるTGS2023。気になるゲームの新情報はもちろん、日本中のゲーマーが集う場所として復活を果たせるか注目です。
開催概要
名称 | 東京ゲームショウ2023 | |
---|---|---|
会期 | 2023年9月21日(木)~9月24日(日) | |
ビジネスデイ | 9月21日(木)10:00~17:00 | |
一般公開日 | 9月23日(土)10:00~17:00 | |
会場 | 幕張メッセ | |
主催 | 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA) | |
共催 | 株式会社 日経BP 株式会社 電通 |