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かつて任天堂から発売された「ニンテンドーWii U」。ニンテンドーeショップのサービス終了も迫り、まだまだ遊びたいタイトルも多いだろうところですが、海外で長期間にわたり同機種を放置していたユーザーから、「久しぶりに起動しようと思ったらエラーが表示されてまともに使用できない」といった問題が複数報告されています。
一例として、海外フォーラムNeoGAFのユーザーcireza氏は、彼の友人から借りたまま数年間放置していたWii Uが160-0103エラーを表示してまともに使用できなくなってしまったことを報告しました。本体をリセットしてもこの問題は治ることはなく、NAND(フラッシュメモリ)部分が破損したことによる可能性があるのではないかとしています。
この問題が同氏だけのものであったら良かったのですが、氏は似たような報告がRedditなどでも多く見つかることを報告。それらの報告は一様に、5年以上使っていなかったWii Uが160-0103エラーを表示し、画面が真っ黒になってしまうなど、「長期間通電していなかったWii Uを久しぶりに起動しようとしたら、正常に起動しなくなっていた」というものです。
この「怪現象」が話題となったNeoGAFのスレッドでは、Wii Uの一部の初期モデルにおいて用いられていたeMMCチップに一部不良があったのが原因でないかと推測する声も上がっています。
なお、Wii U向けのニンテンドーeショップの終了は2023年3月28日ですので、お忘れなく。