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3月8日から『VALORANT』で開幕中のシーズン「Episode 6 Act II」に、新エージェント「ゲッコー」が実装されました。
可愛らしいデザインのクリーチャーを使役するという能力から、『ポケットモンスター』シリーズとかけ合わせたミームが国内外で広がっているようです。
◆クリーチャーと一緒に戦うニューカマー「ゲッコー」
「ゲッコー」はロサンゼルス出身の青年で、ロール(役割)は索敵や妨害が持ち味の「イニシエーター」。固い絆で結ばれたクリーチャーを率いており、それぞれがアビリティ使用時に機能します。
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たとえば、黄色い小型恐竜のような見た目の「ウィングマン」は、索敵とスタンを兼ね備える強力なアビリティ。さらにスパイクの設置や解除もこなせるのですが、テクテクと歩いて行く姿はなんとも健気ですね…。
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ほかにも視界を奪う「ディジー」や広範囲にダメージを与えるいわゆるモロトフの「モッシュピット」、そしてアルティメットアビリティ「スラッシュ」は、クリアリングしつつ敵の拘束が可能。それぞれの発動時には、クリーチャーたちが一生懸命働く姿を披露してくれます。
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そんな「ゲッコー」の相棒たちに、多くのプレイヤーがメロメロ状態。さらには、「ゲッコー、ポケモンみたいなアビリティ出すやん」「連れてるかわいいやつポケモンみてえ」「ゲッコーなんか1人だけポケモンの世界から来てない?」といった声も続出していました。
またゲームキャスターの岸大河さんも、自身のTwitter上で「ゲッコーのイメージトレーニング」という文章とともに、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のゲーム映像を投稿。「レッツゴー」機能でパーモットを操っていたのですが、おそらくは「ウィングマン」に見立てていたのでしょう。
◆『ポケモン』×「ゲッコー」のミームが広がる
「ゲッコー」と『ポケモン』を重ね合わせるプレイヤーは国内だけではありません。たとえば、NA地域の名門チーム「Sentinels」は公式Twitter上で、各アビリティを“御三家ポケモン”に見立てたコラージュ画像を投稿しています。
また、2月13日から3月4日にかけて開催されていた世界大会「LOCK//IN」を制したEMEA代表「FNATIC」の公式Twitterも、『ポケットモンスター』シリーズの新作風画像を公開。パッケージには「GEKKO GREEN」と銘打たれており、「どのスターターを選ぶべきか」とファンに問いかけていました。
まだ実装されて間もない「ゲッコー」ですが、すでにコミュニティ内では人気が爆発している模様。コンペティティブモード(ランクマッチ)はもちろん、競技シーンでの活躍にも期待したいところですね。