ついに『リネージュ W』に存在する228のサーバーを超えて頂点を争うイベント「アリーナ攻城戦「ギラン城」」が開催されました。全ワールドで高額な[勝利報酬]がかかっていただけに、参加者も多く、非常に盛り上がったイベントとなりました。
本記事では、大盛況であった「アリーナ攻城戦「ギラン城」」の情報や、最も白熱したマッチングサーバーで攻城戦に参加したプレイヤーへのインタビューも掲載しているので要チェックです！
『リネージュW』公式サイト『リネージュW』はこんなゲームだ！
『リネージュW』はNCSOFTが開発・運営を行うiOS、Android、PC（Windows）向けのMMORPG。全世界で20年以上サービスを続けている『リネージュ』シリーズの最新作です。
美麗なグラフィックで重厚なダークファンタジーなストーリーと、全世界のプレイヤーと同じ世界を冒険できるというワールドコミュニティ機能が用意されているため、海外のプレイヤーともワイワイ楽しく冒険を楽しめます。
もちろんリアルタイム「AI(人工知能)翻訳」機能が搭載されているので、日本語だけで問題なく会話ができます。
本作は、NCSOFT独自のクロスプラットフォーム「PURPLE」に対応しているので、自宅ではハイクオリティなグラフィックを大きな画面で楽しめるPCでプレイし、外出先ではスマートフォンでオートプレイ、という楽しみ方も可能です。
『リネージュ』シリーズの核となる攻城戦とは
『リネージュ』シリーズで非常に重要となるのが攻城戦と呼ばれる戦いです。攻城戦では大勢のプレイヤーが一堂に会して熱狂的な戦いを繰り広げ、そのサーバーにおけるNo.1血盟（いわゆるギルドやクランのようなもの）を決めます。
『リネージュW』の攻城戦では攻撃側と守護側に分かれており、攻撃側は城門を破って守護塔を破壊した後にドロップする「月桂樹の冠」と呼ばれるアイテムを獲得するために戦います。そのために、敵の守りを突破するためのスキルや集団戦の戦略、立ち回りなどが求められます。一方守護側は城門や月桂樹を守るための防衛戦略や、味方のサポートが必要になります。
攻城戦に勝ち城主となった血盟には、サーバー内取引所で発生した税金の一部を徴収することができるため、サーバー内No.1血盟になって城主になることが血盟活動の１つのゴールとなっています。
初開催された、アリーナ攻城戦「ギラン城」とは
『リネージュW』でこれまで開催されてきた攻城戦はサーバー内No.1を決める攻城戦だったのに対し、今回開催された「アリーナ攻城戦」は全228サーバーを５つのグループでマッチング分けし、各グループからギラン城主となる血盟を決める戦いとなりました。
「アリーナ攻城戦」には2つの条件があり、血盟君主がレベル50以上であること、[血の誓約]-[2段階-ギラン攻城戦布告]の解放を満たした血盟であれば、血盟主の参加表明により攻城戦に参加することができます。
今までの攻城戦と同様に、外城門を破壊し、場内守護塔を破壊、「月桂樹の冠」を獲得し、攻城戦終了時点まで「月桂樹の冠」を保有することができれば攻城戦勝利となり、その血盟の血盟主がギラン城主となることができます。
「アリーナ攻城戦」の特徴といえば、外城門を破壊せずに突破することができる「ゼラチンキューブ階段」が挙げられます。外城門の前で戦っていると思ったら、裏で階段を作って城門の上を通り抜けることができる機能なだけに、思わぬ突破口として情勢を覆すことができるかもしれません。この「ゼラチンキューブ階段」は『リネージュ』シリーズの中でも初めての機能なだけに、どう活用していくかこれからの戦略が楽しみです。
なおマッチングした各ワールドで同じ量の税金を徴収し、累計税金のうち最大30％が攻城戦の[勝利報酬]として、勝利血盟が獲得します。
その攻城戦に参加したプレイヤーへインタビュー
今回最も多くの[勝利報酬]が発生した、「ゾウ」「マーブル」「パンドラ」「デスナイト」ワールドをマッチングした攻城戦では、一つの城をめぐって3,570人が参加し、35,376回のキル（プレイヤー同士で攻撃をして戦闘不能にさせた回数）が発生するという熱い戦いが繰り広げられました。
その「ギラン攻城戦」の現状や盛り上がりについて、『リネージュW』をリリース初日からプレイしていて、今回の「ギラン攻城戦」にも参加したというえぬじぃさん（Twitter: @ngririsu1209）にお話を伺いました。
――自己紹介をお願いします。
えぬじぃさん（以下えぬじぃ）：所属血盟は「Bgold」、所属サーバーは「ゾウ01」です。PC版『リネージュ』を20年、『リネージュW』はリリース初日からやっています。
――今回「ギラン攻城戦」に参加した理由や目指した戦い方など教えてください
えぬじぃ：初回の攻城戦ということで参加は絶対にしようと思っていました。所属する連合及び血盟が全ワールドの上位が集まる集団なので、堂々と正面からタワーを狙う感じでやっていました。
――「ギラン攻城戦」の結果について教えてください。
えぬじぃ：今回は負けました。敗因は人数差だったと思います。今回の攻城戦参加人数が3570人参加（公式にて）だったみたいなのですが、うちの連合は全部で500人ほどなので他が敵という感じになっていました。『リネージュW』の攻城戦は1つのタワーを取り合うシステムなのですが、防衛になると人でセルを埋める肉壁が出来るので、そこで人数差が出たと思います。敗因は、こちらが倒してもゾンビ戦法でどんどんタワーまでの道を埋められて進めなかったことです。次回はマッチング次第ですが、城を取るために頑張りたいと思います。
――「ギラン攻城戦」で戦った相手血盟について教えてください 。
えぬじぃ：ワールドを超えて台湾プレイヤー同士が手を組み、うまく連携していたと思います。元々このゲームは韓国のゲームなので、PC版『リネージュ』から韓国のプレイヤーが多くプレイしているのは知っていましたが、『リネージュW』をやって台湾のプレイヤーが多いのに驚きました。マッチングでも台湾のプレイヤーが多くて人数差が出たと感じています。
――今回のワールド攻城戦で、今まで体験された「攻城戦」との違いを教えてください。
えぬじぃ：今回の攻城戦はワールド単位で当たったので、知らない人も多く、人数もサーバーの攻城戦とは比べ物にならない人数でした。人が連携して階段を作れるシステムなどもあって、夢中になっていたらすぐに時間が過ぎていた印象です。
――えぬじぃさんはYoutube動画で韓国の方と一緒に戦っている様子が見られましたが、なぜその血盟を選ばれたのでしょうか？
えぬじぃ：最初のサーバーで狩場やボスなどで争っていたのですが、そうしてるうちに向こうから一緒にやらないか？と誘いがあって一緒に遊んでいます。翻訳機能も充実しているので問題なくコミュニケーションもとれています。
――自分に合う血盟はどのように探したらいいか教えてください。
えぬじぃ：日本血盟に所属していたら細かいニュアンスや意思疎通がしやすいのでいいと思います。ただ、日本、台湾、韓国がどうというより、自分の性格やプレイスタイルが合っていれば国籍は関係なく、自分に合った血盟を探すことが大事だと思います。また日本人で集まりたくても探せないという人を放送でよく見かけるので、日本人の血盟で募集しているところはTwitter等でもっと募集かけてあげると喜ばれると思います。
――「ギラン攻城戦」の感想と次回以降への意気込みをお願いします。
えぬじぃ：次回も必ず参加して最強の連合として正々堂々と戦いたいと思います！「ラスタバド」の対抗戦も面白いコンテンツなのでぜひ注目して頂けたらと思います！
――ありがとうございました。
＊えぬじぃさんのYouTube動画での[アリーナ攻城戦]の様子はこちら！次回の攻城戦でも配信予定とのこと
https://www.youtube.com/watch?v=ZGuUCuhnGmo
次回「ギラン攻城戦」にも注目！
次回の攻城戦はさらに熾烈を極めることが予想されます。「ギラン城」を制した血盟は、税率を引き上げることができ、今回城主の座に就いた多くの血盟も引き上げを実施した模様です。その結果、プレイヤー同士がアイテムを取引する「取引所」の手数料が多めに徴収されるようになり、そのほかの血盟から反発が生まれる要因が出ています。
また、今回敗北した勢力同士が一時的に共闘するケースも考えられます。「ギラン攻城戦」では血盟同士で連合を組み、敵・味方の設定が可能です。中小勢力の血盟においても、大規模勢力への合流や他ワールドとの協力、勝利・戦闘の放棄などの選択が可能なため、勢力図に影響が出ることは必至で、今後の展開から目が離せません。
『リネージュ W』はiOS、Android 、PC（Windows）向けに配信中です。
『リネージュW』公式サイト
