Naughty Dogは、PC版『The Last of Us Part I』にパッチv1.0.1.5を配信し、既知の問題を公開しました。
延期を経て発売されるも“やや不評”
本作は『The Last of Us』をフルリメイクしたアクションアドベンチャーのPC版。AMD FSR 2.2やNVIDIA DLSS超解像度などPC専用の機能によって強化されていますが、当初予定されていた発売日から数週間の延期を経ての発売となりました。
名作のフルリメイクPC版として期待も大きかった本作ですが、パフォーマンスの安定性や起動時のシェーダー構築などへの不満が多くあげられることとなり、記事執筆時点でもSteamストア上での評価は8,932件中36%が好評の“やや不評”となっています。
約束されていた対処が早速施される
Naughty Dogも問題を認識し、調査しているということは公式Twitterアカウントにて明らかにされており、対処を約束していました。そのツイートから約1日後となる3月30日午前4時頃に本パッチの配信が告知。安定性とパフォーマンスに優先的に焦点を当てているとのことです。パッチノートがこちらで公開されています。
また既知の問題も公開されています。それによると、シェーダー読み込みに時間が掛かり過ぎる問題やバックグラウンドで読み込み中にパフォーマンスと安定性が低下する問題、最低動作環境を満たしていても起動できない問題などが調査中であるとのことです。
早速の対応となった今回のパッチですが、上記ツイートへの返信ではSteam Deckにてクラッシュしたという報告も見受けられます。上記の既知の問題ではSteam Deckには触れられておらず、そもそもSteamストアページには認証表示もありません。しかし発売前にユーザーからの疑問に答える形でSteam Deck対応は「心配ない」とニール・ドラックマン氏が明らかにしていたこともあり、Steam Deckで名作リメイクを遊びたいと望むユーザーは存在するようです。
PC版『The Last of Us Part I』は、Windows向けにSteam、Epic Games Storeにて販売中です。