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『Call of Duty 4: Modern Warfare』(以下『CoD4』)のマルチプレイに登場して以来、多くのシリーズ作品に実装されている狭マップ「Shipment」が、事故で実装されたものであることが明らかとなりました。
愛され続ける狭マップの実装は「本当に事故だった」
「Shipment」は、狭い四方形エリアに貨物コンテナが配置されているマルチプレイ専用マップ。『CoD』シリーズ史上、最も狭く、敵とのリスポーン距離も近いこともあって混戦になりやすいマップです。
海外メディアDexertoのインタビューで、Infinity Wardのマルチプレイ・デザインディレクターのGeoff Smith氏は、このマップがゲームに実装されたのは「本当に事故だった」と明かしています。同氏によると、このマップは、元々、分割画面用のマップで、それが流行っていた頃にデザインされたものだそうです。
『CoD4』の開発者は、このマップを内部テストのために使用しており、プレイリスト・スクリプトに入れていたと、Smith氏は語ります。「稼働させる時に、当時のマルチプレイ担当者が削除するのを忘れてしまっていた。後戻りはできなかった。本当に事故だったのです」と明かしました。
『CoD: MW2』でも再登場
シリーズ最新作『CoD: MW2』シーズン1でも実装され、昔と変わらないカオスな戦場が楽しめる「Shipment」。今後のシリーズ作品でも登場するのが楽しみです。