GSC Game Worldは、期待作『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』の開発ビルドのリークを受けて、声明を発表しました。
1年半にわたって攻撃される…
GSC Game Worldへのハッキングが始まったのは最近ではなく、1年半ほど前から続いているそうです。これにはロシアのハッカーグループが関与しているとみられ、不正に入手したデータを用いて同社を脅迫しました。
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同社はリークに屈しないという意思を見せ、ハッカーが悪用した脆弱性も特定したものの、5月末頃にはゲーム全体が入っていると思われる200GB近い開発ビルドがリークしました。不幸中の幸いにも、暗号化されているためプレイできる状態ではないといいます。
「リークは見たり共有したりしないで」開発元の声明
現在オンライン上に本作のリークが出回っていますが、同社はゲームのリーク資料を見ないよう、また見てしまった場合でも共有しないようにしてほしいと話しています。
期待作かつしばらく続報がないだけに新情報が待ち遠しいところですが、リークは自分や他人の楽しみを奪うだけでなく、ウィルスが仕込まれているという実害を及ぼすケースも報告されています。くれぐれにも怪しげな情報にはご注意ください。
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『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』はWindows(Steam,GOG.com,Epic Gamesストア,Microsoft Store)/Xbox Series X|S向けに2023年発売予定。Xbox Game Passにも対応します。