『FF16』は開発体制も常識破り!プラチナゲームズと『キングダム ハーツ』チームも参加―「リアルタイムACTに本気で挑戦」 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

『FF16』は開発体制も常識破り!プラチナゲームズと『キングダム ハーツ』チームも参加―「リアルタイムACTに本気で挑戦」

このたび『FF16』における開発体制の一部が明らかに。同社の別チーム、そして外部にも協力を仰ぎ、バトルのダイナミックな表現に挑戦しました。

家庭用ゲーム PS5
『FF16』は開発体制も常識破り!プラチナゲームズと『キングダム ハーツ』チームも参加─「リアルタイムACTに本気で挑戦」
  • 『FF16』は開発体制も常識破り!プラチナゲームズと『キングダム ハーツ』チームも参加─「リアルタイムACTに本気で挑戦」
  • 『FF16』は開発体制も常識破り!プラチナゲームズと『キングダム ハーツ』チームも参加─「リアルタイムACTに本気で挑戦」
  • 『FF16』は開発体制も常識破り!プラチナゲームズと『キングダム ハーツ』チームも参加─「リアルタイムACTに本気で挑戦」
  • 『FF16』は開発体制も常識破り!プラチナゲームズと『キングダム ハーツ』チームも参加─「リアルタイムACTに本気で挑戦」

スクウェア・エニックスは、PS5ソフト『ファイナルファンタジーXVI(FF16)』のプレローンチイベントをロサンゼルスで開催し、この模様をYouTubeやTwitchを通して配信。そのオープニングトークにて、本作における制作体制の一部が明かされました。

まずは、本作のプロデューサー・吉田直樹氏が登壇し、自身が率いる開発チーム(第三チーム)のほか、他のチームや外部の会社にも協力を仰いだと解説。同社の作品に関わった経験を持つプラチナゲームズと、同社の『キングダム ハーツ』シリーズの開発チームの力添えも受けて完成したと明かしました。

プラチナゲームズの代表を務める稲葉敦志氏は、今回ビデオレターで登場。「『FF16』制作の一部をお手伝いさせていただきました」「こういう仕事のやり方は僕たちも経験がなく、びっくりしました」「(ファイナルファンタジーに関わるチャンスなんて(まず)ないよ、ということで、僕も含めて制作スタッフたちが非常に興奮し、ぜひともやりたいとなり、こうした取り組みが実現しました」と、開発背景などを綴ります。

プラチナゲームズ側の制作チームを率いたのは、田浦貴久氏とのこと。田浦氏は、スクウェア・エニックスの『ニーア オートマタ』でアクションパートを担った実績を持っており、「僕たちが担当したパートはすごくいいクオリティになったんじゃないかなと思っています」と、今回の制作においても稲葉氏が太鼓判を押すほどの仕事ぶりを見せた模様です。

続いて、『キングダム ハーツ』Co.ディレクターの安江泰氏も、ビデオレターを通じて『FF16』との関わりを語りました。『キングダム ハーツ』シリーズの開発チームは、本作のバトルパートに協力。しかし、開発協力の話を最初に訊いた時、安江氏は「驚きました」「これは無謀だな」と思ったとのこと。

その理由について、「アクションをベースにしつつ、ここまでのスケール感を出すのは大変」「しかも、作り方が違う開発チームが協力する計画は、無謀だなと思いました」と当時の心境を明かし、この話は断りたいと一度は考えたと赤裸々に綴ります。

しかし、本作の企画やストーリーを知るにつれ、「なんとしてでも成功させたい気持ちに、チーム一同がなりました」と心境が変化したと語り、「無謀ではあるものの、最終的には開発を通して得るものがありました」と、その手ごたえについて述べました。

プラチナゲームズと『キングダム ハーツ』シリーズ開発チームの参加について、吉田氏は「リアルタイムアクションに本気で挑戦し、ボスバトルをダイナミックに表現しようと思った時に、プラチナ(ゲームズ)やスクエニで一番アクションが得意なキングダムハーツの力も借りた」と、協力を仰いだ理由を明示。どれだけの意欲で開発に取り組んだのか、その意気込みの一端を露わとします。

また、「おかげさまで、とてつもない規模のゲームに仕上がった」「2チームとも、『やるからには』とそれぞれめちゃくな企画を持ってきてくれた。仕上げをする第三チームもボロボロになって仕上げてくれた」と延べ、苦労とそれに見合う成果があったと語ります。

協力を仰いだ2チームが関わった内容の詳細までは、今回のトーク内では触れられていません。ですが、「(『FF16』の)発売後に、なにかの機会あれば2チームが、どこを担当したのか話したい」といった吉田氏の発言がありました。更なる裏話については、今後の動きにご期待ください。

(C) 2023 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. LOGO & IMAGE ILLUSTRATION:(C) 2020, 2022 YOSHITAKA AMANO
FINAL FANTASY, SQUARE ENIX and their respective logos are trademarks or registered trademarks of Square Enix Holdings Co., Ltd.
“Play Station logo”and “PS5”, are registered trademarks or trademarks of Sony Interactive Entertainment lnc.


FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16) - PS5
¥8,091
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)


『FF16』は開発体制も常識破り!プラチナゲームズと『キングダム ハーツ』チームも参加─「リアルタイムACTに本気で挑戦」

《臥待 弦》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

家庭用ゲーム アクセスランキング

  1. Nintendo Switch Onlineからクラシックゲーム初の削除…『スーパーフォーメーションサッカー』3月末に配信終了へ

    Nintendo Switch Onlineからクラシックゲーム初の削除…『スーパーフォーメーションサッカー』3月末に配信終了へ

  2. 『モンハンワイルズ』コンソール版パフォーマンスはいかに?解像度&フレームレート検証動画が公開

    『モンハンワイルズ』コンソール版パフォーマンスはいかに?解像度&フレームレート検証動画が公開

  3. 『Forza Horizon 5』PS5版は4月29日発売!プレミアム版の予約注文で4月25日から先行アクセスを体験可能

    『Forza Horizon 5』PS5版は4月29日発売!プレミアム版の予約注文で4月25日から先行アクセスを体験可能

  4. 『グランツーリスモ7』2月27日実施の最新アップデートでベンツの多目的作業車「ウニモグ」など3車種が登場!新規レースイベントなどのコンテンツ追加も

  5. 「日本のレーティング機関を怒らせる栄誉を得た」『KARMA: The Dark World』国内PS5版が表現規制のため発売延期

  6. 『ポケモンレジェンズZ-A』2ndトレイラーで発表された新情報ひとまとめ!登場した「メガシンカポケモン」たちも一挙紹介

  7. 「圧倒的に好評」ホラーADV『Mouthwashing』PS5/ニンテンドースイッチで発売決定!売上50万本突破で発表、パッケージ版も予定

  8. 『Forza Horizon 5』PS5で2025年春に発売!Xboxの名物ドライブゲームが他機種に―全機種向け無料大型アプデも発表

  9. 遊びも楽しさも「3倍(X3)」以上にパワーアップ!自由度高すぎドット絵RPG最新作『クラシックダンジョンX3』本日発売

  10. 『GBVSR』イケメン天司「サンダルフォン」参戦記念グッズが受注開始!【インサイド読者へのプレゼント有】

アクセスランキングをもっと見る

page top