ユニバーサル・ピクチャーズと任天堂はゲーム『ゼルダの伝説』を題材にした映画を作成したいと考えているようです。アメリカの映画ジャーナリストが語っています。
◆ユニバーサル・ピクチャーズと任天堂が再びタッグを組む?
ポッドキャスト「THE HOT MIC」に出演した映画ジャーナリストのジェフ・スナイダー(Jeff Sneider)氏は、ユニバーサル・ピクチャーズと任天堂が『ゼルダの伝説』の映画化について“大きな取引”が合意に近づいていると発言しました。また、ユニバーサル・ピクチャーズは『ゼルダの伝説』に対して“大きな金額”を支払ったとも話しています。なお、ユニバーサル・ピクチャーズは「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を手掛けたilluminationを所有しています。
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◆ヒット作とヒット作
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」は今年4月の公開から約2ヶ月で、「全世界興行収入記録において、「アナと雪の女王」をおさえアニメ作品史上2位の12億8800万ドルを記録しています。そして、シリーズ最新作の『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』は発売から3日間で全世界1,000万本を売り上げ、「最も早く売れた任天堂ゲーム」としてギネス世界記録にも認定されました。
また、プロデューサーの青沼英二は、5月に掲載された海外メディアのインタビューに対し映画化について「間違いなく興味はある。しかし私が興味を持つだけで物事は進みません」と発言しています。同ディレクターの藤林秀麿氏も「重要なのはファンの声かもしれません」とコメントしています。
あくまで正式な発表ではないことに留意する必要はありますが、僅かに期待をしても良いのかもしれません。