
Activision Blizzardの買収を巡りアメリカ連邦取引委員会(FTC)とマイクロソフトによる争いが行われていますが、公聴会で開示された資料から、IO Interactiveの手がけている新プロジェクト『Project Dragon』がXbox Series X|Sのコンソール独占タイトルとなる可能性があることが明らかになっています。
資料にはPCと(Xbox Series)X|Sのみの記述
今回公開された資料(pdf)によると、この『Project Dragon』は同社が発表済みの『Project 007』と同じく、Xbox Game Studios Publishing(XGS Publishing)の作品であることが記載されています。また、同作品の対応プラットフォームが“PC”と“(Xbox Series)X|S”のみ書かれているため、現時点ではコンソール独占の可能性が高いようです。
IO Interactiveでは、現在ファンタジーRPG作品に取り組んでいることを公式サイトにて明らかにしています。また、海外メディアでは2021年の段階でXboxと協力して“Project Dragon”というプロジェクトが動いているとする報道を行っていました。
『Project Dragon』は早くても2025年発売?
IO Interactiveが2022年9月に公開した財務報告の中で、同社の新作が少なくとも2年間は発売されないことが明らかになっています(gamingbolt経由)。なお、同社では2023年3月に暗殺アクションシリーズ『HITMAN』の新たな展開があることを示唆していますが、まずは発表済みのプロジェクトに注力するとしています。
『Project Dragon』『Project 007』はどちらもその存在が明らかになっているものの、現時点で詳細なゲーム情報は明かされていません。『Project 007』は2020年に発表され、その後ほぼ新情報が明かされていない状態で、公式サイトでも簡単な紹介とスタッフ募集のみが掲載されています。