インディーゲームの祭典「BitSummit Let's Go!!」にやってきました!
去年は個人的に遊びに行っていただけでしたが、今年はレポート記事を執筆することになりました。BitSummitで見つけた面白そうなタイトルを、全4回に渡ってお届けします!
◆撃って踏ませて燃やして倒す!お化け屋敷ローグライク『四のの目』
まず最初は、WODANから発売されたPC向けタイトル『四のの目』!本作は、陰陽生の「よの」を操作し、アヤカシがはびこる屋敷から生きて脱出することを目的としたローグライクゲームだ。
プレイするたびに屋敷の形状が変わる『不思議なダンジョン』タイプのシステムで、体力や空腹に気をつけながら探索をしていく。って、早速アヤカシが現れた!
今回のプレイでは最初から短筒の武器を持っている。アヤカシの方を向いて……発砲!よし、倒したぞ。
わっ、倒したアヤカシの死体ってずっと残っちゃうのかな。なんか怖っ!
短筒以外にも、撒菱や虎鋏といった設置系の罠も存在する。アヤカシを上手に誘導し、罠を踏ませるとダメージを与えられるのだ。
また、囲炉裏の中に落としてもダメージを与えられる。燃えて死んでいくアヤカシ……。
よし、もうちょっと来い!あとちょっと、ほらほら!あ、踏んだ~~!(満面の笑み)
攻撃アイテムや食料、弾薬などはマップ上に落ちている物を拾って補充する。一度に所有できるアイテムの数には限りがあるので、今なにが必要なのかを見極め、アイテムを入れ替えていく必要があるのだ。
うっかり間違えて短筒と食料を入れ替えてしまって攻撃手段が無くなり、命からがら別の部屋に逃げこむ。
その後すぐ、別の部屋へ移動できるのはプレイヤーだけではないことを思い知るのであった。
◆バタートーストと猫が合体したらどうなるの?パラドックスパズルACT『CATO』
次に紹介するのは、Blasin Ree氏が手掛けるPC向けタイトル『CATO』!本作は、左右に移動は出来るがジャンプが出来ない猫と、ジャンプは出来るが左右に移動が出来ないバタートーストを操作し、ゴールを目指すパズルアクションだ。
ちなみに猫とトーストという組み合わせは、必ず足から着地する猫の背中に必ずバターの面を下にして床に落ちるバタートーストをくくりつけた時に、猫の足とバター面のどちらから着地するのかを考えた逆説「バター猫のパラドックス」をテーマとしている。
ちなみに僕の飼い猫のひじきは、猫にあるまじき鈍臭さなので、体全体を使って着地するぞ!
猫とトーストは、それぞれ別の場所からスタートした。
トーストは猫と違ってトコトコと歩けない代わりに、斜めジャンプを繰り返して移動し、壁を蹴って上に登っていけるのか。
猫とトースト、それぞれのアクションでしか行けない場所があり、片方がスイッチを押すことでもう片方の道が開き、ゴールへと進めるようになる。
ちなみに猫とトーストが合流すると、"塗った面から落ちるトーストの特性"と"足から着地する猫の特性"が合わさり、それぞれの特性に矛盾が生じて空中移動が出来るようになる。
それぞれ単体ではジャンプや左右移動が出来ないといった不自由さがあったけど、合体することによって一気に自由な移動が可能になるのだ。
その気持ち良さといったら、思わず必殺技風に叫びたくなるほどの解放感だ!
まずはお化け屋敷ローグライク『四のの目』と、猫ちゃんとトーストのパズルアクション『CATO』をお届けしました。普段は触れることの少ないジャンルのゲームが体験できるのも、こういったイベントの醍醐味ですよね!次回はどんなゲームを紹介するのかお楽しみに!
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