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『グランド・セフト・オート』シリーズに登場する店舗をモチーフにした非公式ポップアップレストランが、Rockstar Gamesの親会社であるテイクツー・インタラクティブによって営業停止処分となりました。
コミコンで出展予定だった…
このレストランは元々、昨年行われたサンディエゴ・コミコン 2022にて『GTA』シリーズに登場するファストフード店「クラッキンベル」を現実で出店。SNSを中心に大きな話題を呼びました。
しかしながら、これはRockstar Gamesと無関係な店舗が実施していたものでした。今年のコミコンでも「バーガーショット」をモチーフにした店舗を出店しようとしていたようですが、Rockstar Gamesの親会社であるテイクツー・インタラクティブによって営業停止を通達されたといいます。
反省の色ナシ?
しかし、実施店舗が海外メディア・RockstarINTELに送ったメールの内容によると、「コミコンには出店しますが、Dont' Cluckin' Tellというなりすましブランドとして出店します」と表明しており、あまり反省の色を示していないようです。
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一部ファンや海外メディアではテイクツーの対応に対して「楽しいコミュニティプロジェクトに水を差すのは残念」という反応が見られ、この対応は賛否を呼んでいるようです。テイクツーは『GTA』のModやコンテンツに対しても頻繁にDMCA報告していることから、あまり良くない印象を抱くコミュニティも少なくありません。
しかしながら今回の件に関してはテイクツー側に分があると言えるでしょう。公式と勘違いしてしまうユーザーがいてもおかしくありませんし、食中毒などの不手際が発生した際はRockstarやテイクツーが迷惑を被る可能性があります。