
NVIDIAは、同社のクラウドゲーミングサービス「GeForce Now」について、2023年10月1日をもってロシア国内向けのサービスを終了すると発表しました。
現状況では必要な品質のサービスを提供できないと判断
これはロシア国内で「GeForce Now」を運営しているNVIDIAのパートナー企業GFN.ruが発表したもの。同社の投稿したブログの内容によると、2019年から開始してきたサービスが現状況で「ユーザーの期待している品質でのサービス提供ができない」と判断し、今回のサービス終了を決定したということです(PC Gamer経由)。
同社では2023年9月1日をもって「GeForce Now」への新規加入を停止し、同年10月1日でサーバーを閉鎖するとのこと。なお、サービス終了後の期間も契約しているユーザー向けには払い戻しも行われます。
終了の要因にはクラウドサービス加入率の低さへの指摘も
ロシアのPCコミュニティメディアOverclockers.ruでは、今回のサービス終了について、ロシアのウクライナ侵攻に対する制裁の影響だけでなく、ユーザーのクラウド/ストリーミングサービスへの加入率の低さについて専門家が指摘していると報じています。
その一例として2023年1月にサービスを終了したGoogle「Stadia」の名前を挙げているようです。ロシア国内では、さまざまなゲームやサービスなどの販売停止や終了が行われています。なお、NVIDIAは新たなサービス提供を行うかについてなどの詳細を明らかにしていません。
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