Bohemia Interactiveのミリタリーサンドボックス『Arma 3』が10周年を迎えました。
なんでもできちゃうミリタリーサンドボックス!
本作は、2013年3月に早期アクセスを開始し、9月12日に正式リリースされたミリタリーサンドボックスゲームです。搭乗・操作可能な陸空の様々な兵器が歩兵とともにシミュレートされる中、歩兵におけるゼロインまで調整する射撃システムや敵弾が容易に致命傷になりうるシビアなバランス、細かな姿勢の変更や無線でのコミュニケーションなどキーボードをフル使用するリアルな空気感が特徴で、緊張感の高いミリタリーシューターとして楽しめます。
あらかじめ用意されたキャペーンやゲームモードを楽しめるのはもちろん、なんといっても本作の魅力はその拡張性にあります。エディターによって非常に高度なスクリプトを用いたコンテンツを作成できるため、『BF』のようなお祭り騒ぎや『CoD』のようなドラマチックなキャンペーンまでその可能性は無限大といえます。
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10年の歴史は深く、Steamの早期アクセスシステムに参入した最初の作品のひとつでありながら、最も早く正式リリースを迎えたという実績があります。これまで50以上の無料アップデートや10種類のDLCパック・2種類の拡張版・5つのクリエイターDLCなどがリリースされ、合計1,100万本以上売り上げました。また、Steamワークショップのアイテム数も30万を越えています。
現在でもその人気は高く、月間アクティブプレイヤーは数十万人、ユーザー1人あたりの平均プレイ時間は194時間ほどとなっています。
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シリーズとしてはその後のサバイバルブームの火付け役を『マイクラ』ともに担った『DayZ』のルーツで知られていますが、2017年にリリースされ、以降のバトロワブームの火付け役となった『PUBG: BATTLEGROUNDS』も『Arma3』に直接のルーツをもつ作品であり、本作でも2014年に『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEROYALE』というModとして登場しました。
無料アプデ配信中!80%オフセールも
10年経った現在でも、コンテンツ追加は続いています。9月5日には多くの新アセットを含む無料アプデが実施。7月にはコブラ作戦が遂行されたノルマンディーを1/2スケールで再現したマップや30以上の新武器を同梱するクリエイターDLC「Spearhead 1944」も配信されました。
日本時間9月13日午前1時からは10周年を記念した放送が行われます。放送では開発に携わってきたキーパーソンを招き、これまでの歴史や影響力の振り返りが行われます。
なお本シリーズは最新作となる『Arma 4』を2022年に発表済みで、その繋ぎとして新エンジンの開発を兼ねて作られている『Arma Reforger』も早期アクセス展開中。『Arma 4』の発売時期などは明らかになっていないものの、次世代のミリタリーサンドボックスシムに期待がかかります。
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