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オープンソースの2D/3Dゲームエンジンである「Godot」ですが、月当たりの支援額が50,000ユーロを超えたことが明らかになりました。
競合となるUnityが一連の騒動で大きく信頼を損なう一方で、その代替として注目を浴びている模様です。
月ごとの支援額は2倍、メンバーは3倍に!競合の自滅はまさに絶好の機会か?
開発元が明らかにしたところによれば、「Godot」への当初の支援額は月25,000ユーロで、メンバーは438名だったとのこと。それが、現在支援額は月額50,000ユーロを超えメンバー数は1,458名と急成長を遂げています。
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その理由はと言えば、競合であるUnityの自滅が大きいところで、いわゆる“Unity税”関連の騒動で大きく信頼を損ない失速する一方で、その受け皿となっているのがこの「Godot」なのです。
今月20日には『テラリア』の開発元で知られるRe-Logicが、「Godot」「FNA」の両ゲームエンジンに10万ドル寄付することを発表。加えて毎月1,000ドルずつ支援していくとも表明するなど、急速なUnity離れが加速する一方で、その移動先となる他のゲームエンジンが注目を浴びている形となっています。
競合の自滅という文字通り千載一遇のチャンスを活かしきれるのか、群雄割拠のゲームエンジン戦国時代は今まさに激動の瞬間を迎えつつあります。
※UPDATE(2023/9/26 0:25):当初の支援額に誤りがありましたので、修正し再公開しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございました。
¥9,680
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
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