純資産を偽って申告した詐欺の容疑で起訴されているアメリカ元大統領のドナルド・トランプ氏ですが、裁判に出廷している弁護士のひとりがゲーミングノートPCを持ち込んだことが話題となっています。
純資産を偽申告、NYの裁判所から詐欺認定
ドナルド・トランプ氏は2024年米大統領選に出馬するさなかで現在4つの刑事事件(罪状は91件)で起訴されています。この問題はトランプ一族が経営する「トランプ・オーガナイゼーション」が2011年から2021年にかけて純資産と資産価値を偽って申告していたことを巡るもので、銀行融資や保険取引で有利な条件を引き出すことや納税額を少なくすることが目的だとしてニューヨーク州のレシティア・ジェイムズ司法長官が昨年9月に起訴しました(BBC NEWS)。
裁判所の判事は9月27日に「被告らが明らかにビジネスで使用した詐欺的な評価が含まれている」と詐欺認定を行い、10月2日からは陪審員なしの裁判が行われています。そんな裁判に出廷した弁護士のひとりであるアリナ・ハッバ氏がゲーミングノートPCらしきものを持って現れたことが話題となっています。
ハイスペックなPCを使用する弁護士、果たしてゲームはプレイするのか
この弁護士が使用しているのは2021年に発売されたASUSの「ROG Strix G17 G712」とされており、モデルにもよるもののスペックはIntel Core-i7 CPUやRTX 2070 SUPER、16GBのメモリや17インチのスクリーンなどを備えています。
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ゲーミングPCらしくキーボードやロゴが光る機能も搭載されており、Fox Newsの映像でもROGロゴの色が変わる様子が確認できました。プライベートではゲームを楽しんでいたのかも?と思わせますが、ゲーミングPCはそのハイスペックさからゲーム用途以外で使われることも多く、また情報流出の可能性も鑑みれば、この弁護士がゲームを楽しんでいるかは定かではありません。