Geometaは、乗り物作成シミュレーション『Stormworks: Build and Rescue』の最新拡張DLC「Stormworks: Space」の配信を開始しました。
ミッションの舞台は陸海空、さらには宇宙空間へ
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2020年にリリースされた『Stormworks: Build and Rescue』では車や船、飛行機などの乗り物をブロックベースで作成し、エンジンの挙動などをプログラミングして、救難信号を基に人々を救助するミッションに挑戦できました。これまでにも戦車や軍用機を追加する「Search and Destroy」や、広大な荒野のマップを追加する「Industrial Frontier」といったDLCが配信されています。
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そして今回の「Space」ではいよいよ舞台が宇宙に進出。地球から大気圏を突破し、真空の宇宙空間を突き進んだ後は月面に着陸でき、広大な面積を誇る月面にはクレーターや峡谷といった地形も存在しています。
さらに宇宙空間でもこれまで同様にミッションが遂行可能で、月面基地や宇宙ステーションといった設備を拠点に、修理や救助、回収といったミッションが発生します。
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DLC配信に合わせたアップデートでゲームシステムの変更も…
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かなり細部までこだわってマシンを作成できる本作は、演算のクオリティや自由度の高さが評価されており、Steamではレビュー36,917件(記事執筆時点)のうち91%が好評の「非常に好評」の評価を受けています。一方で今回のDLC「Space」はレビュー305件(記事執筆時点)のうち好評が39%と「やや不評」のスタートとなりました。
しかし、低評価の直接的な原因はDLCにあるわけではなく、DLCの配信にあわせて行われたゲーム本編のアップデートにあるようです。酸素の薄い高高度という概念が登場したこともあり、空気は酸素や二酸化炭素、窒素という要素たちで構成されるようになったほか、ガス圧など多くのメカニズムが導入されています。
そのアップデートの影響を受け、レビューでは「これまで使用できていた乗り物の多くが使えなくなってしまった」という声が低評価とともに多く寄せられる事態に。特に艦船はアップデートの影響が顕著であり、これまで通りに動かそうとすると沈んでしまうような事例が頻発してしまっているようです。
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『Stormworks: Build and Rescue』およびDLC「Stormworks: Space」はPC(Steam)向けに現在配信中です。