Game of the Year受賞作『バルダーズ・ゲート3』ディレクターのSwen Vincke氏は受賞に対する感謝を自身のXにて改めて示しました。
周囲のサポートとファンに対して感謝の長文ポスト。ゲーム開発への姿勢も明らかに
「The Game Awardsで私が言いたかったこと」と題して綴られた16ポストに渡る長文では、Vincke氏はノミネートされたその他のタイトル全てが受賞に値する競争の激しい年だったと振り返り、投票者とジェフ・キ―リー氏をはじめとするTGA主催者達、開発スタッフやローカライズパートナー、出演者、D&Dの権利元であるウィザーズ・オブ・ザ・コースト、そして身近な人物への感謝を表明しています。
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また、後半部分では「ゲームは理想主義で動いている」とのあるパブリッシャーと交わした会話を取り上げ、多くの開発者にとってゲームがユニークなアートフォームで、ゲームでしか伝えられない形で人々を魅了することがゲームを作る理由だとの見解を示しました。曰く「お金は斬新でより良いゲームを作るための燃料でしかなく、儲けについてそれほど気にしてはいません。」とのことで、お金があくまでゲーム作りの手段に過ぎず、どこを目指して作品を作るのかという目的を常に気に留めたいと締めくくっています。
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日本語対応の国内版発売も控え、今年一番の波はまだまだ衰え知らずか
TGA内のみで5冠、「Golden Joystick Awards 2023」と「The Game Awards 2023」で2つのGame of the Yearを獲得し、45万件近いレビューで圧倒的好評の評価を誇る名実共に今年一番のゲーム『バルダーズ・ゲート3』。国内版発売も迫り、その波はまだまだ衰えそうにありません。