インディーゲーム開発者のすずきすずぞう氏は、Steamで早期アクセス中のダンジョンRPG『Path of the Abyss』の売上が1万4,000本に達していたことを発表しました。
リアルタイム戦闘なDRPGが好調!
本作は、モノクロペン画で描かれたダンジョンを探索し最奥を目指す3DダンジョンRPGです。戦闘にリアルタイム制を導入していることが特徴で、一時停止してモンスターの動きを確認し、スキルを9つのパネルからなる「隊列パネル」にセットして戦います。キャラを自由にカスタマイズできるのも特徴です。
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ユーザーからは独自性のある戦闘システムやキャラクターのビジュアルなどが好評を博し、163件のレビューで「非常に好評」に。売上本数としても1万4,000本とインディーゲームの1ヶ月の売上としてはなかなかの本数を販売しています。英語には正式対応をしておらずSteam上でも「日本語のみ」とマークされているにも関わらず15%の購入者が海外ユーザーであるそうです。
現在早期アクセスを実施しており、2024年内に正式リリース予定です。現状でも最終ボスは実装されており、今後のアップデートで終盤のダンジョン追加やバランス調整、隊列パネルのテコ入れやエンドコンテンツ、真ボスなどさまざまなコンテンツを実装予定であることがわかっており、まだまだ長く楽しめそうな作品です。
なお、Game*SparkがSteamで配信中の『ウィザードリィ外伝 五つの試練』の事例では、売上の国内外比率について英語対応後も日本語圏からの購入率が依然として非常に高いままとなっています。ジャンル全体の傾向として日本語圏での売上が特に高い可能性もあり、英語正式対応後の推移にも注目が集まります。
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『Path of the Abyss』は、PC(Steam)向けに早期アクセスで配信中です。