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台湾のジュリ使い、UMA選手が優勝をおさめた『ストリートファイター6』の国際大会「CAPCOM CUP X」は、これまでのCAPCOM CUPシリーズにおいて最も視聴された大会となりました。また、31万人を超える最大同時接続者数を記録したのは、日本のガチくん選手の試合でした。eスポーツ関連イベントの視聴者数を調査する海外サイト(Esports Charts)が発表しています。
◆ガチくん vs Sayffが最も見られた試合に
2月21日~25日(日本時間では26日午後まで)にかけてアメリカ・ハリウッドで行われたCAPCOM CUP Xでは、世界から予選を勝ち上がった全48名のプレイヤーが、史上最高額である100万ドル(約1億5,000万円)の優勝賞金と世界最強の称号をかけて戦いました。2月26日(月)早朝から行われたトップ16による決勝戦は、ガチくん選手(3位)、ふ~ど選手(9位タイ)、カワノ選手(7位タイ)3名の日本勢も健闘をみせました。
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Esports Chartsによると、今回のCAPCOM CUP Xは総視聴時間が約391万時間、最大同時接続者数約31万人、平均同時視聴者数約11万人となり、総視聴時間ではCAPCOM CUPにおいて最も視聴された大会となりました。なお、最大同時接続者数約31万人を記録したのは、Losers Round 3のガチくん選手対Sayff選手(カナダ)であったとのこと。
タイトル(『ストリートファイター6』)に絞った総視聴時間に関しては、AngryBird選手が優勝したEVO2023(ストリートファイター6)に次ぐ2位となりました。
CAPCOM CUP Xの決勝戦後には、次回の「CAPCOM CUP XI」優勝賞金が今回と同じ100万ドル(約1億5,000万円)となることが発表されたほか、国内リーグ「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024」においても「Crazy Raccoon」「FUKUSHIMA IBUSHIGIN」「Yogibo REJECT」の3チームが新たに参入し、7月から行われることが決定しています。
今後の『ストリートファイター6』競技シーンに期待が高まります。