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ゲームの不出来は努力の上での失敗、誰かを怒らせるための故意はない…私たちは人間なんだ―ソニー傘下のスタジオ開発者が「人々が知らない」ゲーム開発の難しさを熱弁

人間同士敬意あるコミュニケーションの大切さを再確認できる回答と言えそうです。

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ゲームの不出来は努力の上での失敗、誰かを怒らせるための故意はない…私たちは人間なんだ―ソニー傘下のスタジオ開発者が「人々が知らない」ゲーム開発の難しさを熱弁
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海外メディアgamefileが第27回「D.I.C.E. Awards」の際に行ったインタビューに対し、ソニー傘下スタジオ所属の開発者から熱意ある回答を得られたと報じています。

何もかもが難しいゲーム開発。努力不足で失敗しているわけではない

回答者はソニーの野球ゲームシリーズ『MLB The Show』の製品開発、およびコミュニケーション戦略を担当するラモーン・ラッセル氏。gamefileから「自分の仕事について人々が知らないだろうなと思うこと」との質問に対し、「何もかもが難しく、私たちにもし何かできていないことがあったなら、そのための正しい方法が見つけられなかったのです」と切り出しました。

ラッセル氏は「誰かを怒らせようとしてゲーム開発の仕事に就く人はいません」と続け、「ファンの求める全てを提供したい一方で、発売日やリソースに限りがあるためにそれは不可能です。的を外したとしてもそれは決して努力不足では無いのです」と熱弁。「私たちは他の人と同じように人間です。時に目標を達成できることもあれば、そうでない時もあります」とゲーム開発の難しさを重ねて主張しています。

人間同士敬意あるコミュニケーションの大切さを再確認

シリーズ作品を毎年発表しているからこそ、過去作、類似作との比較等を理由に加熱した批判を受けることも多いであろうラッセル氏ならではの今回の回答。もちろんユーザーやメディアの意見はよりよい開発に繋がるフィードバックでもあり、互いに敬意を払った適切なコミュニケーションの大切さを再確認させられる内容と言えそうです。


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