・TheSixthAxis: 90/100(PC)
『スナフキン:ムーミン谷のメロディ』は楽しいゲームだ。長年の「ムーミン」ファンを満足させるだろうし、そのキャラクターを新しい読者や新しい世代に紹介するかもしれない。本作は健全な全年齢向け作品で、環境保護問題を丁寧かつ建設的に取り上げている。間違いなくプレイする価値がある。
・GameSpew: 90/100(PC)
『スナフキン:ムーミン谷のメロディ』は非常に素晴らしいインディーゲームの逸品であり、あなたに満面の笑みを残す。本作は誰にも親しみやすくなるよう注意が払われているので、ここでは「ムーミン」に馴染みがあるかどうかは少しも問題にならない。美しいアートスタイルと、同じく魅力的なサウンドトラックは、最初から最後まであなたをずっと夢中にさせるだろう。楽しめるものがもっとあれば良かったのだが。
・Hey Poor Player: 90/100(ニンテンドースイッチ)
『スナフキン:ムーミン谷のメロディ』をレビューすると決めたとき、私はなにを期待すれば良いのかわからなかった。ましてや、トーベ・ヤンソン作品のファンになり、コージーゲームというジャンルが大好きになるとは思ってもいなかった。ニンテンドースイッチ版にはビジュアル上の些細な問題がいくつかあるが、それでも本作は本当に魅力的でリラックスできるアドベンチャーゲームであり、次世代への良いメッセージを携えている。
訳注:コージーゲーム(cozy game)は、ほのぼのしたゲームを指すジャンル名。
・The Indie Informer: 85/100(PC)
多くのゲームは「走り」によって構成されているが、『スナフキン:ムーミン谷のメロディ』はむしろ「散歩」のようなものだ。そして、その散歩は長いものではない。私はやるべきことを5時間足らずですべて完了したと思う。いつもは達成しようと努力しないようなことまでだ。まばゆいばかりのビジュアル、生き生きとしたイタズラ、魅力的なキャラクター、体験する価値のある静けさにあふれた、うっとりするような世界を気がつけば約5時間歩き回っていた。
・Noisy Pixel: 85/100(PC)
・God is a Geek: 85/100(PC)
・CGMagazine: 80/100(ニンテンドースイッチ)
『スナフキン:ムーミン谷のメロディ』は可愛らしく魅力的で、他に類を見ないほど面白いゲームであり、「ムーミン」シリーズの心と精神を完璧に表現している。
・Eurogamer: 80/100(ニンテンドースイッチ)
・NintendoWorldReport: 80/100(ニンテンドースイッチ)
・Guardian: 60/100(PC)
『スナフキン:ムーミン谷のメロディ』はシンプルでやりがいがなく、さらにがっかりするほど短い。1日プレイすれば、ほぼすべてを見ることができる。しかし、こうした欠点をレビュー者として出し惜しみするのが難しいことはよく注意すればわかる。自由気ままこそすべてなのだ。トーベ・ヤンソンの奇妙で記憶に残る世界を忠実に呼び覚ましたものに短い時間を費やすことには、料金を払うだけの価値がある。
訳注:自由気ままこそすべて(the licence is everything)は、本作の主人公スナフキンの性格を指した表現。

PC(Steam)/ニンテンドースイッチ向けに2024年3月7日(PC版は3月8日)に発売された『スナフキン:ムーミン谷のメロディ』のMetacritic海外レビューまとめをお届けしました。メタスコアは記事執筆時点でPC版が82点(総レビュー数8件)、ニンテンドースイッチ版が80点(総レビュー数10件)でした。
総じて、原作を再現した世界観は高く評価されています。一方、プレイ時間の短さでは評価が分かれているようです。


本作は、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンの「ムーミン」シリーズを原作とするアドベンチャーゲームです。プレイヤーは自由をこよなく愛する旅人スナフキンとなり、ムーミン谷の自然と住民たちの暮らしを取り戻すために力を尽くします。パズルやかくれんぼ、音楽の要素が融合したオープンワールドで、原作で描かれている世界が体験できると謳っています。


『スナフキン:ムーミン谷のメロディ』は、PC(Steam)/ニンテンドースイッチ向けに配信中です。また、ニンテンドースイッチ向けのパッケージ版は6月13日に発売が予定されています。
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