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売却の噂のSaber Interactive公式サイトでロゴおよび企業概要から「Embracer Group」の文字が削除

Embracer Groupは2023年6月に大規模な再編プログラムを発表しています。

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売却の噂のSaber Interactive公式サイトでロゴおよび企業概要から「Embracer Group」の文字が削除
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2024年3月初頭に報じられたEmbracer Group子会社の売却の噂。売却対象企業のひとつとされていたSaber Interactiveは、自社サイトでロゴデザインおよびスタジオ概要から「Embracer Group」の文字が削除される変更を行っています。

SABERの文字の下からグループ関連企業である文字が削除

これは、海外のXユーザーが発見したもの(VGC経由)。2024年2月末の時点では同社のロゴのSABERの下に「AN EMBRACER GROUP COMPANY」の文字が書かれていたほか、サイトトップの企業概要の欄にはEmbracer Groupの主要な部門であることが記載されていました(アーカイブ 2024/2/29)。

現在、公式サイトのロゴおよび概要欄からは「Embracer Group」を示す文字がなくなっていますが、この変更について記事執筆時点(2024/03/13 21:45)では、Saber InteractiveおよびEmbracer Groupからの声明は行われていません。なお、同社は3D Realmsなど多くのスタジオを傘下にしていますが、現時点では各スタジオはそのまま紹介されています。

また、同社では現在『ジュラシック・パーク:サバイバル』『Warhammer 40,000: Space Marine 2』『John Carpenter's Toxic Commando』などのプロジェクトを発表済みです。

Embracer Groupは2023年にリストラプログラムを発表

Embracer Groupは、2023年6月に自社グループのコスト削減や経営の効率化を目的とした「リストラプログラム」の実施を発表しています。この中では一部スタジオの閉鎖や売却、未発表プロジェクトの中止および一時停止などが盛り込まれており、2024年3月まで段階的なフェーズで実行していくことが明らかになっていました。

同社は2023年にZen StudiosDigicでのレイオフ実施、『セインツロウ』開発スタジオVolitionの閉鎖、『Insurgency』シリーズ開発スタジオNew World Interactiveの組織再編などを実施しています。また、今年3月に報じられたGearbox Entertainmentの売却についても、昨年9月に売却を検討しているのではないかとする報道が行われています。




2024年に入ってからも『Deus Ex』などを生んだEidos-Montréalのレイオフのほか、『Gothic』『ELEX』開発スタジオPiranha Bytesが現在困難な状況にあることを発表するなど、Embracer Groupグループおよび関連企業に関するさまざまな再編・人員削減などに関する情報が続いています。




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酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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