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マイクロソフトが展開している現世代コンソール・Xbox Series X|Sに新バージョンが登場するかもしれないという噂が、韓国の情報から広がっています。
韓国の認証機関を通過した開発機
この噂は、韓国の国立電波研究院(RRA)に掲載された情報が基になっています。情報は、マイクロソフトによって「XDK Console」という名のデバイスが申請され、韓国電波法に基づいて3月18日に認証を取得したことを表しています。原産国は中国およびベトナムとなっています。
XDKとは、「Xbox Development Kit」の略称で、ゲーム開発者に向けて提供される開発用の機種のことです。この認証を取得したことにより、韓国の開発者向けに新たなXDKが提供できるようになりました。
このXDKが何を表すのかは記事執筆時点ではわかっていませんが、ユーザーの間ではXbox One XやPS4 Proにあたるパワーアップ版が登場するのではないかと噂されています。最近ではPS5/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチのいずれも次世代機やパワーアップ版の噂が立っており、性能アップに期待が寄せられています。
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これまでXbox Series X|Sの派生機種は容量を1TBに増量したSeries Sのみがリリースされましたが、基本性能は変わりませんでした。前世代機となるXbox Oneでは小型化や一部性能向上が図られたXbox One Sが初期型発売からおよそ3年、高性能に進化したXbox One Xがおよそ4年で発売されているため、発売から3年以上が経過した今世代機もパワーアップ版が出る可能性は十分に考えられます。
いずれにせよ認証機関以外の情報がないため、今回の情報が何を示しているかは定かではありません。マイクロソフトによって存在が認められたクラウド専用ハードウェア「Keystone」の発売も控えている中、今後の情報に期待がかかります。