実在の心霊スポットも登場する最大4人協力プレイ対応幽霊調査ホラー『Ghost Bros』ロールに分かれて適材適所で超常現象を暴け【今週のインディー3選】

Game*Spark編集部がオススメする3月第4週の特選インディー3選をお届け！

今週は、生中継で利益も稼ぐ幽霊調査Co-opホラー『Ghost Bros』、外交が戦局に影響与える現代戦MMOFPS×RTS『Warfare Ultimatum』、クレーンゲーム&デッキ構築ローグライク『ダンジョンクロウラー』の3本です。

Ghost Bros

最大4人での協力プレイに対応したホラーゲーム。幽霊の目撃情報を調査し、超常現象の証拠を探し出す『Phasmophobia』インスパイアの内容になっています。ゲームでは、プレイヤーが調査の様子を生中継しているという設定になっており、オンラインの視聴者を増やして利益を得ることも目的の一つです。さらに、実在の心霊スポットなどもアンロックできます。

それぞれ調査に役立つ長所を備えたプレイヤーロールは、「調査員」「霊媒師」「技術者」に加えて、「ストリームマネージャー」というものがあります。このロールは直接調査には参加せず、安全な場所から現場の情報や伝承を無線で仲間に伝えたりします。

また、本作はTwitchとの連携も予定しており、ゲーム内で視聴者と交流できます。Twitchの視聴者はゲーム内の目標に投票することができ、どのプレイヤーが1人で部屋を調査するか、誰が幽霊をなじるか、などの目標を設定できます。

Botとのプレイにも対応しており、カメラの修理やドアロック解除、部屋の調査などをボイスコマンドで指示できます。Kickstarterも実施しており、記事執筆時点で目標金額5,000ドルに対して2倍以上の金額で目標を達成しています。さらなるストレッチゴールでは翻訳言語や未確認生物、5番目のロール「プロデューサー」、知名度がない心霊ロケーション、猫を撫でられる機能などが挙げられています。

Warfare Ultimatum

AIONWARE LTDは現代戦MMOFPS×RTS『Warfare Ultimatum』をWindowsPC向けにSteamにて発表しました。本作は、外交戦や技術研究も勝敗に影響する大規模戦争が体験できるFPSとRTSを掛け合わせたMMO作品。プレイヤーは地球上の資源が不足しつつある中、巨大企業の私設軍隊や世界中の政府軍の一員となって、敵勢力に勝利すべく様々な役割で大規模戦争へと参加します。

戦争は陸、海、空、果ては宇宙や深海でも行われる可能性があるといい、それぞれの戦局で2つの軍隊が争い、2グループの指揮官がその知を競います。FPSモードでは、車両や試作兵器も用いた最大64人のプレイヤーによるノンストップバトルが楽しめるとのこと。テクノロジーの進歩に伴い宇宙から敵に爆弾を投下できるような構想段階のハイテク兵器も使用できるようです。

またRTSモードでは、長期的に戦局を左右する外交戦が行われ、平時と戦時、昼と夜、他勢力との協力と敵対など変化する様々な局面、環境の変化への対応が問われます。何百人ものプレイヤーが一つの永続的なサーバーに集い、妨害や裏切り、組織的作戦等を通して戦局を傾けるべくしのぎを削り合うことで、戦時への没入感を味わえるのが魅力だとのことです。

ダンジョンクロウラー

スイスのインディーゲームスタジオ・パブリッシャーであるStray Fawn Studioは、新作ローグライクデッキ構築ゲーム『ダンジョンクロウラー（Dungeon Clawler）』を発表しました。

本作は、累計200万プレイヤーを記録した巨大生物の背中で街づくりゲーム『The Wandering Village』開発チームによる最新作。ローグライクデッキ構築と、日本のゲームセンターでお馴染みの「クレーンゲーム」を融合したゲーム性が特徴で、プレイヤーは運に見放されたウサギの主人公となり、さびついたクロウ（爪）を装着して奪われた左手を取り戻すための冒険を行います。

ゲーム内では豊富なカードの中から好きなものを選択することで、自分だけの装備（景品）が詰まったクレーンゲームが完成。掴み取った装備はそのままバトルで使用可能になります。ただし、強力な代わりに大きな景品を詰め込みすぎれば、何も取れずに戦闘に負けてしまうこともあるので注意が必要です。

また、ダンジョン内に隠された部屋を探したり、稼いだお金で強力な装備を得られるかも知れないパチンコ台に挑んだり、冒険で有利になる効果をアンロックしたり、さまざまな探索・強化要素も用意されたりしています。

ストアページによると、およそ1年以上の早期アクセスを予定し、製品版に向けてさまざまなコンテンツの拡充を行っていく予定。約1時間程度の内容が体験できるデモ版も配信中です。