日本でも知名度を持つ海外のゲームレビューYouTuberの「The Angry Video Game Nerd」が最初の動画を投稿してから20周年を迎えました。
2004年に初投稿!
この動画シリーズは、動画クリエイターのジェームズ・ロルフ氏がさまざまなゲームソフトをプレイしてレビューするというもの。レトロゲームの中でも低評価ないわゆる「クソゲーレビュー」をすることが多く、罵倒を交えた「キレ芸」的なスタイルが特徴です。日本では、ニコニコ動画などに投稿された有志日本語訳版も人気を博しました。
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今回投稿された動画は、「AVGN」の20周年を祝いつつ、ヴァンパイアサバイバル『V Rising』が『悪魔城ドラキュラ』とコラボしたDLCを発売することにあわせ、『悪魔城』シリーズを振り返ってワーストからベストまで論じるというものです。
なぜ『悪魔城』なのかというと、同氏が最初に制作した動画が『ドラキュラII 呪いの封印』のレビューだったこと。ステージクリア制だった前作からアクションRPGにジャンル替えした同作ですが、動画では酷評しています。
最初期には4本のレビューを同時にアップしており、他にも『ジーキル博士の彷魔が刻』や『The Karate Kid』、『Who Framed Roger Rabbit』(ディスクシステムの『ロジャーラビット』とは別物)の3本でキレ芸レビュースタイルを確立しました。
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この20年でさまざまな動画を公開した同氏ですが、映画化やゲーム化などかわった展開も行われました。有志による日本語字幕がつけられている動画も少なくないので、昔観ていた方も実は観たことがないという方も改めて振り返ってみてはいかがでしょうか。