IOデータがゲーミングモニター 「GigaCrysta」の新製品を発表しました。今回発表されたのは180Hzのリフレッシュレートに対応した27型ゲーミングモニター「LCD-GD271JD」。5月1日に発表された23.8型ゲーミングモニター「LCD-GD241JD」の姉妹機となります。

販売想定売価36,800円と手に取りやすい価格帯でありながらも、高いリフレッシュレートでゲーマーに向いた逸品と言えるでしょう。本稿では「LCD-GD241JD」とあわせて、会場で体験した「LCD-GD271JD」の魅力をお伝えしていきます。
◆ミドルレンジでありながら、コスパ含めハイスペックなモニター「LCD-GD271JD」。地味に嬉しいリモコン付き!
「LCD-GD271JD」と「LCD-GD241JD」はGigaCrysta製品の中でミドルレンジに位置する製品で、PC/PS5どちらを遊ぶにしても「これを選べば間違いないモデル」とされています。

両機の差はモニターのサイズと後述する「リモコンの有無」です。1ユーザーとしては安直に「大きければ大きいほど良い!」と思ってしまいがちですが、23.8型の「LCD-GD241JD」ではFPSなどのゲームに集中できるサイズであること、価格(「LCD-GD241JD」の販売想定売価は32,800円)なども加味して選ぶ事と良いでしょう。

「LCD-GD271JD」最大の特徴は180Hzのリフレッシュレートに対応したモニターということ。1msの応答速度もあわせて、ゲーム中での正確な追従性を実現しました。NVIDIA G-SYNC Compatibleの認定を受けていること、HDMI 2.1 VRR規格のVRR機能にも対応していることを含め、コスパのみならずモニターとしての性能も折り紙つきです。

筆者も実際に触らせてもらい、リフレッシュレートの差を体感。60Hzと240Hzを並べてみると、プロゲーマーでなくてもゲーム体験に大きな差を感じます。会場では「リフレッシュレートの差」によって画面酔いも収まる傾向があるかもという意外な知識も聞けました。実際に味わってみると画面のズレやかくつきなどの“気持ち悪さ”がないことを体感しました。

ADSパネルを採用したことによる上下・左右178°の広視野角も特徴です。ゲーミングスタンドで動く上下(チルト)の振り幅や高さ調整も印象的で、かなり自由なデスク環境が構築できそうです。さらにあったら嬉しい回転機能も搭載しており、縦画面でモニターを使用することができます。

「LCD-GD271JD」にはリモコンも付属。プレイ中にモニターの設定を変更するというのは案外と面倒なモノですが、リモコンで画面モードなどを変更することができるようになりました。「LCD-GD241JD」よりも大型な27型とあって、ゲームのみならず動画鑑賞などに適した形式と言えるでしょう。
あらためて、基本的なスペックはリモコン機能以外は「LCD-GD241JD」と同じなので、モニターサイズによってどちらを選ぶかと考えてもいいでしょう。販売想定売価36,800円ということも含め、ゲーミングモニターとして非常に優秀なモデルと言えるのではないでしょうか!

また、会場にはウエスタンデジタルが発表した6TBのHDD「WD_BLACK P10 Game Drive」「WD My PassportポータブルHDDライン」も並んでいました。こちらはHDD初となる6TBの容量を誇るストレージで、世界最大容量を誇ります。黒いモデルがゲーミングには適しているとのこと。気になった方はこちらもチェックしてみてはどうでしょうか。

「LCD-GD241JD」の販売想定売価36,800円で、 6月中旬出荷予定です。