・Hobby Consolas: 80/100（PS5）
『エックスディファイアント』は多くのファンが求めていた『Call of Duty』黄金時代の雰囲気を備えているが、同時にゲームプレイに細かい調整を加えることで、新鮮で病みつきになる楽しいFPS体験を提供することにも成功している。ローンチ時のコンテンツとしては物足りないが、ユービーアイソフトは増築に適した土台を持っている。
・VGC: 80/100（PC）
『エックスディファイアント』は『Call of Duty』の模倣をはるかに超えたシューターの自信作だ。“トム・クランシー世界”のクロスオーバーにはちょっと引いてしまうが、ユービーアイソフトがその素晴らしいゲームプレイや奇妙な勢力間抗争を思い切って強化するなら、この先何ヶ月もプレイし続けることになるだろう。
・Guardian: 80/100（PC）
『オーバーウォッチ 2』や『Call of Duty』や『Counter-Strike』に飽き飽きしていて、この形式の新鮮なアレンジを求めており、ユービーアイソフトのシリーズ作品をこよなく愛する人なら、撃ったり、隠れたり、経験値で先んじるためのグラインドをしたりして何時間も楽しく過ごせるだろう。
訳注：グラインド（grind）は、なにかを得るための単調な作業プレイを指すゲーム用語。
・Gamersky: 72/100（PC）
他のFPSゲームと比べて、『エックスディファイアント』の初期コンテンツは限られており、バランスにも大きな問題がある。一番特徴的なスキルデザインでさえ特に斬新ではない。その結果、さまざまな勢力やゲームモード、マップを数時間見て回った後、プレイヤーはキャラクターと武器のためにグラインドするモチベーションを維持するのが難しいことに気づくかも知れない。目新しさが一度薄れたら、果てしない疲労感だけが残る。
・IGN: 70/100（PC）
『エックスディファイアント』の基礎は良いのだが、相反するアイデアとメカニズムのせいで、過密気味なシューターの分野において上に立てていない。
・Gamereactor UK: 60/100（Xbox Series X）
ユービーアイソフトはなにか非常に特別なものを手にしているが、この『エックスディファイアント』のローンチバージョンが本作の将来を示すわずかな兆候だとしたら、このゲームは生き残れないだろう。無料なので、登録して数日間プレイすると良い。しかし、その後はきっと『Call of Duty』や『Halo』や『オーバーウォッチ』などのシューターに戻ることになるだろう。なぜなら、本作には明らかに奥の深さが欠けており、実のところ流動性と洗練されたデザインはこのゲームを競争相手から際立たせる要素になっていないからだ。
・Windows Central: 60/100（Xbox Series X）
ユービーアイソフトの基本プレイ無料のファーストパーソン・アリーナシューターは『Call of Duty』と言うより『オーバーウォッチ』だが、Snowdropエンジンは必要以上に広すぎるマップでも輝いている。武器のグラインドは緩慢で、ゲームに長い時間参加しているプレイヤーほど良いアタッチメントを手に入れられる一方、初心者はスポーン地点から離れることにも苦労する。スキルに基づくマッチメイキングがないことはソーシャルメディア上のインフルエンサーたちに称賛されているが、実際には“ウェルカム・プレイリスト”であってもランキング上位のプレイヤーが初心者を圧倒するバランスの悪い対戦になっている。
・GamersRD: 40/100（PC）
PC（Ubisoft Connect）/PS5/Xbox Series X|S向けに2024年5月21日に発売された『エックスディファイアント』のMetacritic海外レビューまとめをお届けしました。メタスコアは記事執筆時点でPC版が71点（総レビュー数9件）、PS5版が70点（総レビュー数5件）、Xbox Series X版が70点（総レビュー数4件）でした。
総じて、ゲームの基礎は高く評価されています。一方、コンテンツの量やバランスでは意見が分かれているようです。
本作は、基本プレイ無料の対戦FPSで、ユービーアイソフトの『ゴーストリコン』『スプリンターセル』『ウォッチドッグス』といったシリーズ作品の勢力が登場します。クロスプレイに対応し、さまざまなプラットフォームのプレイヤーとスピード感あふれる戦いが楽しめると謳っています。
Game*Sparkではこれまでにクローズドベータテストのプレイレポートとインタビューを掲載しています。興味のある方はあわせてお読みください。
『エックスディファイアント』は、PC（Ubisoft Connect）/PS5/Xbox Series X|S向けに配信中です。
