日本時間6月28日より開催されているゲーマー大注目の一大イベント「Steamサマーセール」。今回は、サマーセールで買えるオススメ作品を紹介します。
本稿でのテーマは、セール対象おすすめ「オープンワールドサバイバルクラフト」タイトル。フィールドを探索してアイテムを集めたり、ゾンビや怪物と戦ったり、巨大な建築物を建てたり、仲間と一緒に世界を探検したりと、さまざまな遊び方が用意されているのが魅力です。今回は、セール対象の同ジャンル作品を7点紹介していきます！
『Project Zomboid』（33%オフ / 1,541円）
ゾンビアウトブレイクが発生したアメリカの架空地域を舞台にしたサバイバル作品。ゲーム開始時に「これはあなたが如何にして死ぬかの物語である」と表示される本作は、文字通り1日を生き残るだけでも簡単ではありません。
地域には無数のゾンビが徘徊し、プレイヤーを発見すれば集団で襲いかかってきます。健康管理も重要で、飢えや乾きはもちろん眠気や温度、退屈などの項目も管理しなければなりません。ケガや病気にはすぐ対処せねばならず、もしゾンビによる感染を受けたら生き残る術はないのです。
もちろんただ死ぬだけのゲームではありません。釣りや栽培から電気工作や車両整備などのスキルや豊富なアイテム群を駆使すれば、長生きすることも不可能ではありません。限界を生き延びるゾンビサバイバルとして非常に優秀な一本です。ソロプレイだけでなく、マルチプレイで仲間と生きるためにもがくことも出来ますよ。
『Abiotic Factor』（20%オフ / 2,240円）
異常が発生した世界最高峰の研究施設に閉じ込められた科学者が脱出を目指す作品。プレイヤーはエイリアンや軍事組織、ロボットなどの脅威と戦いながら施設を探索し、安全な拠点を作り上げながら生き残っていかなければなりません。最大6人までのマルチプレイが可能です。
探索や戦闘、クラフトなどサバイバル要素のバランスが良く、サバイバルやストーリー目標など“次にやるべきこと”が感覚的にわかりやすいのも大きな魅力。ゲームを進めて探検エリアを増やせば作れるようになるアイテムも増え、どんどんプレイの幅も拡張されていきます。
必死に食料や素材を集める楽しさ、段階的にプレイの幅が広がっていく感覚、スキルの鍛錬など、さまざまなサバイバルジャンルのゲームとしての魅力が詰まっています。早期アクセス中でまだストーリーは完成していませんが、現時点でもかなり完成度の高い作品です。
『The Forest』（75%オフ / 512円）
食人族の住む謎の島を舞台にしたサバイバル作品。プレイヤーは行方不明になった息子を探すために島を冒険するのですが、その先には島に隠された恐るべき真実と選択が待ち受けています。
島にはさまざまな探索スポットが用意されていて、そこには多くの重要アイテムが隠されていることも。食人族との戦いや食料集め、安全の拠点建築などサバイバルも大切なのですが、息子を見つけ出すには危険を覚悟で洞窟などのエリアへの冒険もしなければなりません。
とても自由な建築が楽しめるのも大きな魅力。好きな場所を見つけ、森から丸太を切り出し、小屋を作り、家具を揃えて孤島生活を満喫するのもおすすめです。もちろん、襲ってくる困った隣人もいるので防衛も考えなければなりませんが……。クラフトなどを含め、自分なりの遊び方を見つけるのも楽しい作品です。本作の続編タイトル『Sons Of The Forest』もセール対象です。こちらも本作と同じようにサバイバルと冒険、ストーリーを堪能できます。両作品ともマルチプレイで楽しめますよ。
『サブノーティカ』（67%オフ / 1,155円）
謎の爆発事故を起こした宇宙船から脱出した主人公が、世界の殆どが海に覆われた惑星から脱出を目指すサバイバル。はじめは小さな脱出ポッドからスタートし、海底に潜って素材や魚などを集めながら装備や施設を作り上げ、惑星に隠された秘密を解き明かしながら世界を広げていきます。
新しいエリアに行くために「新しい装備を作ろう」「海底探査船を作ろう」といった目標を自然と立てられる、サバイバル要素とストーリーの導線がとても優秀です。海底に拠点を作れるようになると自由度がさらに増し、より深い海へと冒険の舞台が変化していきます。
なによりも海中はとても綺麗だったり不気味だったり、とてつもない巨大生物がいたりと、色々な表情を見せてくれます。海中の広大さと怖さを大いに感じながら冒険を楽しめる、是非とも遊んでほしいクラフトサバイバルの名作です。本作の2年後を描く『サブノーティカ：ビロウゼロ』もサマーセールの対象タイトルです。
『Grounded』（50%オフ / 2,145円）
家の裏庭を舞台に、蟻のようなサイズまで小さくなってしまった子どもたちの冒険とサバイバルを描いた作品。プレイヤーは生き残るために朝露を飲んだり、虫を殺して肉を手に入れたり、蜘蛛などの危険な生物から逃げたり、時には戦って広大な世界を探索していかなければなりません。
裏庭ではどうやら何者かによる研究も行われていたようで、フィールド上にはさまざまな施設や研究跡が残されています。この施設を利用することで、さまざまなクラフトや建築が可能になり、サバイバルに便利な装備や建築も作れるようになっていきます。
遠くに見える巨大なものがただのガラクタだったり、昆虫が恐るべき怪物に思えたりと「小さくなって世界を冒険する」というコンセプトとゲーム性の噛み合いが実に秀逸な作品。昆虫が苦手な人にはおすすめしづらいですが、ダイナミックな冒険やクラフト、戦闘などが楽しめます。
『パルワールド』（25%オフ / 2,240円）
不思議な生物「パル」を捕獲して、一緒に冒険したり拠点で働かせたりできるオープンワールドサバイバル。個性豊かなパル達はそれぞれ得意分野があり、プレイヤーを乗せて空を飛んだり、火を吹いて施設を稼働させたり、さまざまな場面で活躍してくれます。
密猟者との戦いやダンジョンの探索といった冒険や、巨大な基地の建設など、遊び方は幅広く、どの場面でもパルが大活躍してくれます。編成次第では拠点内で素材の収集から生産まで自動化することも可能です。手強いパルを捕まえるため、レベルアップや装備の強化も欠かせません。
サマーセールの直前で大型アップデートが実施され、新たなエリアやパル、新NPCなど多数のコンテンツが登場。建築関連やUI改善も実施され、ますます遊びやすくなっています。マルチプレイにも対応しているので、フレンドと一緒に冒険したり、対戦することも可能です。
『Ancestors: The Humankind Odyssey』（75%オフ / 1,100円）
1千万年前のアフリカを舞台にプレイヤーが猿となり、進化していくことが目的です。ゲーム開始時の猿はまったく何も知りません。水を飲むことも、飯を食うことも知らないのです。とにかくマップ内にある植物や川、木の枝などに近付き、調べていくことで知識を集めていかなければなりません。
氏族を率いる立場の主人公猿は、世界を冒険して知識を集め、一族を継続させつつ進化に導かなければなりません。発見や行動が進化のためのポイントとして積み重なり、やがて猿は新しいアクションや能力を身に着けながら、遥なる進化への道のりを歩んでいくのです。
ゲーム内では目標は提示されるものの、解法に関してはほぼノーヒント。序盤で小猿を助けたり、拠点に寝床を設置するクエストもあるのですが、これらもほとんど自分で答えや操作を見つけ出す必要があります。進化に向き合うゲームとしてとてもユニークで、じっくりと腰を据えて「発見」の喜びを味わいたい遊びたい作品です。
Steamサマーセールは、日本時間6月28日午前2時から7月12日午前2時まで実施しています。
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