インディーデベロッパーPounce Lightは『Tiny Glade』を2024年9月24日にSteamでリリースしました。

本作は中世風の建物を自由に変えて建設する、まったり街づくりゲーム。人里離れた森や丘をいい感じのジオラマに仕立て、かわいいものを作る喜びが楽しめます。マネジメント的な要素はなく、建てた建物ひとつひとつにじっくりと向き合って色を変えたり、デコレーションをして理想の街を作りあげる喜びを味わえます。また、小道を歩く羊、水辺に集まる水鳥などの姿を眺めて、和やかなひと時を過ごすこともできるでしょう。


ゲーム史上最短のチュートリアル?
さっそくプレイしてみると、森の中の小さな小屋の前に視点が切り替わり、道を引いてみようとチュートリアルが始まります。が、チュートリアルはそれだけで、あとは自由にプレイできるように。ゲーム史上最短のチュートリアルかもしれません。画面下には、建物や水辺、道路などを建設できるアイコンが並んでおり好きに建築をすることができました。道に交差するように壁を立てれば勝手にアーチを作ってくれますし、水辺を広げるとと水鳥たちがやってきたりもします。建物は数は多くありませんが、マウス操作によって大きさや高さを変えることができ、色や窓、模様で飾ったり、周辺にランプを飾ったりして好みの風景を作ることができます。消去ツールを使うと、建物の一部だけを残すこともでき、草原に朽ちた城の跡を作るといったこともできそうでした。


注意したいのはいわゆる街づくりゲーではないので、一気に道を建設して道沿いに建物を並べるといったスタイルのプレイではあまり楽しめないかもしれません。どちらかというと、一つの建物を建てた後に地形を操作して建物の形が変わる姿を眺めたり、太陽光を調節して街並みが変わる姿を楽しむタイプのゲームです。購入した方はSteamページやYouTubeで開発者のゲームプレイが見られますので、一通り触った後に見ると新しい発見がいくつもあると思います。


『Tiny Glade』はSteamで発売中。価格は10月4日まで1,445円で購入可能です。
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