HoYoverseは、都市ファンタジーARPG『ゼンレスゾーンゼロ』のデザイナー対談動画を公開し、今後の改善点や調整内容について説明しました。
◆メインストーリーから「TVモニター」パートを削除へ
対談動画ではまず「TVモニター」に言及し、Ver.1.2のメインストーリー及び今後の重要ストーリーにおいて、TVモニターパートがほぼ無くなると説明しました。
TVモニターを巡っては、サービス開始当初からネガティブな意見が寄せられていたとのこと。開発側としても「率直に言うと問題点が多々ある」と認識しており、いろいろと試行錯誤してきたものの、「現状ではプレイヤーを満足させるものは提供できていない」と打ち明けています。
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この改善によりストーリーは、Ver.1.1で実装された特別劇場「ネズミ色のブルース」のように、TVモニターの代わりにステージ形式を中心とした構成になります。
これに伴い、序盤のメインストーリーと一部依頼も作り直しを検討中とのこと。少なくともVer.1.4での完成を目指し、できる範囲で再調整中としています。
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なお、TVモニターを完全に無くすわけではなく、評判が良かった部分は引き続き参考にし、全体的に改善を続けていくとのこと。Ver.1.2でも一部イベントの高速再生やスキップ対応、達成済みの探索を自動でクリアする「Fairy代行モード」が適応予定です。
◆零号ホロウに新コンテンツを実施予定
零号ホロウにはVer.1.2で「閃撃作戦」モードを追加。閃撃モードではTVモニターが省略され、直接作戦エリアに向かって敵を迎え撃ちます。挑戦をクリアすると調査ポイントを獲得でき、毎週の懸賞依頼を達成できます。
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また、Ver.1.4では零号ホロウに新コンテンツを実装予定です。戦闘メカニズムの変化を導入し、戦闘体験の多様性を重視した新規コンテンツ、および面白さが強化された「TVモニター」を追加するとのことです。
◆「終結スキル」のデシベル値がキャラクターごとに分けられるように
戦闘関連では、Ver.1.4で「終結スキル」のデシベル値をチーム全体で共有せず、キャラクターごとに分けて保有するようになります。具体的なプランはまだ明かせないとのことです。
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この他にも、敵の種類や戦闘演出の増加、ロックオンの仕様改善などを継続的に実施予定。戦闘リザルトの評価基準も多様化され、時間制限や敗北回数以外の評価基準を設けるよう検討中とのことです。
◆育成素材の供給を改善
育成素材のドロップ量を増やしたり、2倍ドロップイベントの開催頻度を増やしたりするとのこと。
要警戒狩りでは、週3回の報酬獲得回数に加えて、バッテリーを消費して素材をさらに獲得できるようになります。また、兵站ショップには「予備残留物」が追加され、交換するとコアスキルのレベルアップ所要素材から1つ選んで獲得できます。
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バッテリーについても、ディニー消費なしでバッテリーを80補充するコーヒーを常設販売予定。Ver.1.2では「予備バッテリー」も追加されます。さらに、音動機の分解もディニー消費なしで可能に。これまでに分解で消費したディニーも全額返還されます。
◆街中でのコンテンツも豊富に
例えばルミナスクエアの火鍋屋やガーデニングショップなど、今後は街の機能が拡張されます。プレイアブルキャラクターでの街探索についても、Ver.1.4では全キャラクターで探索可能になるよう鋭意開発中です。
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さらに、お気に入りのエージェントと街を歩き交流できる、いわゆるデート要素「エージェント同行機能」を開発中とのことです。
対談動画ではこの他にも、一部エージェント(例:星見雅)のモデルの最適化を続けていることや、不要なゲームリソースを削除し容量を減らせる機能を準備中と紹介されています。これらの改善により、『ゼンレスゾーンゼロ』がより遊びやすくなることに期待です。
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