
ユービーアイソフトで『レインボーシックス シージ』チームを率いる副社長・Cameron Lee(キャメロン・リー)氏の退社がInsider Gamingはじめ、海外メディアで報じられています。
Lee氏は2022年4月にユービーアイソフトに入社しており、LinkedInで確認できるそれ以前の経歴は、Electronic Arts、Bungie、Bioware、Activisionなどでプロデューサー、マネージャー、副社長といった役職に就き、20年以上の業界経験を持つ大ベテランです。

現時点でユービーアイソフトもリー氏側もコメントは一切出していないため退職理由はわかりませんが、Insider Gamingによればスタッフ宛ての社内メールには「『レインボーシックス シージ』の副社長兼エグゼクティブプロデューサーの後任は当面おかない」と書かれていたとのこと。

ユービーアイソフトの“失敗”と株価一時急落も影響か?
Gameranxは期待値に届かなかった『スター・ウォーズ 無法者たち』(2024年8月発売)と、『アサシン クリード シャドウズ』の発売延期発表といった“失敗”の影響で、9月には同社の株価が10年以上ぶりの最低水準に急落。その前後で『マリオ+ラビッツ』シリーズを手がけたDavide Soliani氏をはじめベテラン開発者やマネージャーがユービーアイソフトを去っており、Lee氏も一連の流れに続く退職なのでは?と推測。相次ぐ退職も含め「今月後半に詳細が明らかになるかもしれない」と報じています。
